玄関は家に入るときに、最初に目に触れるところです。まさに家の顔ともいうことのできる場所。リビングや寝室に自分のこだわりを反映させるように、玄関にもこだわってみましょう。
玄関もお気に入りの空間になれば、自分が自宅へ帰ってきた時はもちろん、お客さんを呼んだ時も一層楽しい気分になるはずです。
玄関をオシャレに演出するテクニックとは
玄関をオシャレにするテクニックは、実はそんなに難しいものではありません。むしろ、リビングや寝室の雰囲気を変えるよりも、手軽でリーズナブルな場合がほとんどです。では、実際にどのようなテクニックがあるのでしょうか。
玄関マットで玄関の印象を決める
玄関マットは、玄関に入った瞬間に目に入るものなので、玄関全体の印象を大きく左右します。玄関の色合いに合わせたものを選ぶようにしましょう。
例えば、モノトーンであれば白黒のもの、ナチュラルな雰囲気ならば麻素材のものを選ぶなど、玄関全体のコーディネートを意識して選ぶことが重要です。
照明にこだわる
玄関の照明を変えるだけで、雰囲気は大きく変わります。下記は一例ですが、ご自宅の玄関の照明を変える際の参考にしてみてください。
・ペンダントライト・・・多角的な照明なので、小さくても広く明るく照らしてくれます。
・シャンデリア・・・ゴージャスでエレガントな雰囲気に。
・四角形の照明・・・ナチュラルな雰囲気を演出。あたたかみのある印象になります。
緑をプラスする
玄関に観葉植物やリースを置くことで、落ち着いた印象にできます。モノトーンや白を基調とした玄関でしたらアクセントの役割も果たすでしょう。
また、季節によって植物を変えれば、季節感を演出することもできます。
雑貨で華やかにする
好きな雑貨や小物で玄関を彩るというのも、玄関をこだわりの空間にするのに非常に有効です。ポストカードやポスターはもちろん、ファブリックパネルや小さな鏡を置いてみるのもおすすめです。もしもスペースがあるようなら、サイドテーブルを置いて、その上を自分の好きな雑貨コーナーにしてしまうのもいいですね。
ベンチやスツールを置く
ベンチやスツールを置くと、それだけで玄関の印象がガラリと変わります。大きいものですので、どうしても玄関の広さが必要になってしまいますが、それだけにインパクトを与えてくれます。座るものとして置くだけではなく、上にものを置いて見せる収納にしてしまうという手段もあります。
オシャレな玄関の実例
玄関をオシャレに演出するテクニックを一通り把握したところで、実際にどういったコーディネートがあるのか見てみましょう。
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こちらの玄関はラダーとフック、小さいベンチなどのインテリアを置いています。木製のインテリアで統一されているので、木のぬくもりを感じることができますね。観葉植物もあたたかい雰囲気作りに一役買っています。ラダーはハンガーをかけて収納としても機能。狭い玄関でもオシャレと機能性を両立させたコーディネートだといえます。
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白を基調としたこちらの玄関は、玄関マットがとてもゴージャスでかわいらしい印象です。玄関のタイルの雰囲気ともよくマッチしています。壁に取り付けられた棚に小物類や小さな照明を置くことによって、かわいらしい印象をプラスしています。足元に置いてある観葉植物がいいアクセントになっています。
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ものが非常に少なくミニマムな印象な玄関。白をメインの色としていて、非常に清潔感のある玄関になっています。ものが少なく、寂しい印象になってしまいそうですが、スリッパを入れている網目状のカゴの中に緑をプラスしたり、木の風合いを感じることのできるほうきとちりとりを置いたりすることによって、さっぱりした中にも、あたたかみを感じられるでしょう。
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木目が優しい印象を与えてくれる玄関です。照明をペンダントライトにすることで、蛍光灯にはない、あたたかい風合いを醸してくれます。さらに、靴箱の上に飾った雑貨やドライフラワーがアクセント。シンプルでありながら、ちょっとした小物や照明で、さりげないオシャレさを感じられます。
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かわいらしい印象のこちらの玄関。ものが少なくシンプルな雰囲気ですが、玄関マットがアクセントになっています。小物としておいてあるカゴが、さりげなく玄関マットと色味を同じものにしていることもポイントです。照明は四角形のものを使用してナチュラルな印象に。足元の照明も明るく優しい印象を加えてくれています。
まとめ
玄関をどう演出するかで、家の印象も大きく変わってきます。家の顔である玄関を自分のこだわりの詰まった空間にして、お気に入りの場所を増やしてみてはいかがでしょうか。