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フローリングが滑るのをどうにかしたい!原因と対策総まとめ

最近、家のフローリングが滑るように感じている人もいるかもしれません。フローリングが滑ると転倒の危険があるので、早急に何とかしておきたいものですよね。そこで今回は、フローリングが滑る要因と対処法、普段からできる滑り対策について解説していきます。

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フローリングが滑る4つの原因

一口にフローリングが滑ると言っても原因はさまざま。まずは、滑りの主な原因として考えられる4つをご紹介していきましょう。

原因1:ワックスが剥がれているから

1つ目の原因として考えられるのが、フローリング表面のワックスが剥がれているからというもの。ワックスは見た目をピカピカにするために掛けると考えがちですが、実はサラサラとしたフローリングに、膜を張ることによる滑り止め効果も兼ねているのです。生活しているうちにワックスは剥がれていくため、定期的に掛け直す必要があります。

原因2:油汚れがついているから

キッチン周りの床が滑る場合、調理による油汚れが床にこびりついている可能性も。放置してしまうと、その上を歩いた足で他の場所に油汚れを広げてしまうこともあるので、気づいたらすぐに対処する必要があります。

原因3:室内の湿度が高いから

室内が高湿度な環境では、床の表面に水が付着したり結露したりして滑りやすくなることがあります。梅雨時期や夏場、雨の日など、湿度が高くなる日は湿度管理に注意。冬場は窓際の結露にも要注意です。また、普段から湿度が高くなりやすい浴室周りの床は、表面の水気を放置しないよう気をつけましょう。

原因4:シリコンスプレーがついているから

窓や網戸が開閉しづらい時、市販のシリコンスプレーで滑りを良くしていませんか。シリコンスプレーが床にかかってしまうと、フローリングまで滑りが良くなってしまいます。シリコンスプレーを使う際は新聞紙などを引いて周りにかからないようにする、使用後には周囲を拭き取るなどして、フローリングに成分が残らないようにしましょう。

フローリングが滑ると感じた時の対処法

フローリングが滑る原因が明らかになったところで、それぞれに対する対処法を解説していきます。

対処法1:ワックス掛けをする

ワックス剥がれによってフローリングが滑る場合には、再度ワックスを掛け直すのが一番の対処法です。古いワックスが床に残った状態で、新しいワックスを掛けてしまうとムラの原因となるため、一度古いワックスを完全に取り除いてから作業することをおすすめします。

対処法2:水気や油汚れを拭き取る

湿気や油汚れが原因であれば、フローリング表面の水気や油汚れを拭き取ることが大切。油汚れに効果的なのは皿洗いで使う中性洗剤です。水で薄めた中性洗剤をつけた雑巾やモップで汚れた場所を拭けば、頑固な油汚れも落とすことができます。

ただし、濡れ雑巾や中性洗剤でフローリングを拭くとワックスが剥がれてしまうことがあるため、対処法1の通り、あらためてワックス掛けするのがおすすめです。

対処法3:シリコンスプレーを拭き取る

シリコンスプレーが付着したことが原因で床が滑るのであれば、シリコンスプレーの成分を拭き取る必要があります。軽く付着しているだけなら水拭きでOK、油汚れと同じく薄めた中性洗剤を使えばより確実です。それでも落ちない時は、ワックスを剥がす際に使うワックススクレーパーを使うという方法もありますが、使用後はワックス掛けを忘れないようにしましょう。

普段からできるフローリングの滑り対策

フローリングが滑る原因と対策法を解説してきましたが、普段から滑らないように対策を施しておくこともできます。最後にフローリングの滑り対策法を解説しましょう。

対策1:水や油汚れはすぐに拭き取る

床に水をこぼした時、湿気が高く床が湿っているように感じた時は、すぐに乾いた布やフローリングワイパーで拭き取ることで滑りを予防できます。キッチン周りの油汚れも同様に、気づいたら速やかに拭き取っておくのがおすすめ。付着してからの時間が短いほど汚れは落ちやすいですし、何より放置するとフローリングが劣化する原因にもなります。

対策2:正しく定期的なワックス掛け

先ほどお伝えした通り、ワックスは滑り止めとしての効果も期待できるもの。ただし、古いワックスを残したまま新しいワックスを塗ってしまうと効果が低減してしまうだけでなく、反対に滑りやすくなってしまう可能性もあります。古いワックスを剥がして新たなワックスを塗り直すという作業を定期的に行うことで、滑りにくいフローリングを維持できるのです。

対策3:キッチンマットやフローリングマットを敷く

油ハネや水ハネしやすいキッチン周りやダイニングでは、キッチンマットやフローリングマットを敷いておくという方法も有効です。マットをフローリングにしっかり固定しておくことで、マットのズレによる滑りも予防できます。

まとめ

フローリングが滑る状態を放置していると、家の中でケガしてしまうリスクが高まります。フローリングが滑ると感じたら、原因に応じた適切な対処をすることが大切です。また、普段から滑らないように対策を施すことで快適な住まい環境を保つことができるでしょう。

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