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「玄関テラス(げんかんてらす)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集649

■玄関テラス(げんかんてらす)

「玄関テラス」とは「げんかんてらす」と読みます。「玄関テラス」とは玄関から外廊までの間に造られた空間のことです。

テラスとは大地、高台、柵状の場所のことを意味していますが、住宅のテラスは建物の外部で地盤よりも高くなったスペースのことです。掃き出し窓や扉などによって屋内につながっていることが多く、土の庭に出入りができるように造られています。

テラスに似た構造にバルコニーがあります。バルコニーとは2階以上の階にある屋根のないスペースのことです。玄関や外廊にスペースを設ける場合にはバルコニーではなくテラスと呼びます。

また、テラスやバルコニーに似た言葉としてベランダがありますが、ベランダとは屋根の付いている野外スペースのことです。テラスやバルコニーは建物から張り出された庇や屋根が付いていません。一般的に、マンションの建物に取り付けられた野外スペースはベランダの構造になっています。

玄関テラスの魅力は憩いの場を作れることです。テラスには植栽のスペースを設けることで四季が感じられますし、通りかかる人の目を楽しませられるでしょう。

リビングとテラスがつながっている場合、窓を開放すれば新鮮な空気を部屋に取り込められます。友人や親族を招待する際、玄関を通さずにテラスへ案内できます。晴れた日にはテラスでのティータイムや食事も可能です。

一方で、玄関テラスには定期的なメンテナンスが必要というデメリットがあります。植栽をする場合には、定期的な水やりなども必要になるでしょう。

(参考:at home「玄関テラスとは」)