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「中性化(ちゅうせいか)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

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■中性化(ちゅうせいか)

「中性化」とは「ちゅうせいか」と読みます。「中性化」とはコンクリートのアルカリ性が弱まって、中性となっていくことです。空気中の二酸化炭素がコンクリートの中に侵入して、炭酸化反応を引き起こすことで中性化が起こります。

一般的にコンクリートの表面部分から中性化が始まりますが、鉄筋などの鋼材部分に達すると、鋼材の表面にある不動態皮膜を破壊してしいます。不動態皮膜が破壊されると急速に腐食化が進み、体積が膨張してコンクリートのひび割れなどのトラブルを引き起こすのです。

コンクリートにひび割れが起こると、水が浸入しやすくなるでしょう。また、壁面の落下が起こる危険性が高まり、ケガをするおそれもあります。また、鉄筋の腐食が進むと耐荷力が低下するため、建物が崩壊するおそれもあるでしょう。中性化が進んでいる場合には、早めの対策が必要です。

中性化を防ぐためには、日頃からの予防対策が必要です。中性化の進行はコンクリート建造物の施工品質に大きな影響を与えるため、早めの点検が大切です。ひび割れが起きている場合には、早めにひび割れ部分の注入や断面補修を施す方がよいでしょう。

中性化によって劣化が進行している場合には、表面皮膜工法や断面修復工法などの補修が必要です。コンクリートの表面を皮膜で覆うことで中性化を防いだり、中性化したコンクリート部分を除去したりすると、腐食の進行を抑えられるでしょう。また、コンクリートの上にタイルを貼り、空気が触れないようにする方法もあります。

(参考:株式会社ヨシカワ「コンクリートが中性化する原因と対策方法」)

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