誰でもわかるリノベ用語集660
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■混和材(こんわざい)
「混和材」とは「こんわざい」と読みます。「混和材」とはコンクリートを作るときに使用する材料のことです。コンクリートを作るときには、水、砂利、砂、セメントを用いますが、混和材を使用すれば強度の高いコンクリートを作れます。
混和材に似た言葉として「混和剤」や「混和材料」があります。混和剤も混和材と同じように、コンクリートを作るときに使用する材料のことですが、主に使用量の少ない材料を指しています。使用量の多い材料については、混和材と表記するのが一般的です。
混和材料とは、コンクリートを作るときに使用する材料の総称です。混和材や混和剤は、混和材料のひとつと言えるでしょう。
コンクリートを作るときに使用する混和剤として、高炉スラグ微粉末、フライアッシュ、シリカヒュームなどがあります。高炉スラグ微粉末とは製鉄の製造をする際に排出される粉末のことです。セメントに含まれている水酸化カルシウムに反応して、硬化する性質を持っています。コンクリートを作るときに加えることで、強度を高められます。
フライアッシュとは、火力発電所の排ガスなどに含まれている物質です。セメントの水和物に反応し、硬化する性質を持っています。また、フライアッシュは球状の微粒子なので、コンクリートの流動化を高める効果も期待できるでしょう。
シリカヒュームとは、金属シリコンを精製する際に排出される物質のことです。セメントと混ぜ合わさって化学反応を起こすと、すぐに硬化するという特徴があります。
(参考:コンクリート屋さんのブログ「コンクリートの混和材の種類について解説 混和剤との違いとは」)
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