誰でもわかるリノベ用語集660
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■甲区(こうく)
「甲区」とは「こうく」と読みます。「甲区」とは不動産の取引において、所有権に関する事項を記載した部分のことです。不動産登記簿に甲区を記載していれば、該当する不動産の所有者が分かります。
不動産取引においては登記簿を用います。登記簿とは不動産に関する情報がまとめられた台帳のことです。また、登記簿謄本は登記記録がまとめられた台帳を法務省が発行している証明書のことを指しています。
登記簿には大きく分けて表題部と権利部に分かれています。表題部とは該当する不動産の物的情報のことです。具体的には不動産番号、地図番号、所在、地番、地目、地積などを記載しています。一方で権利部とは不動産の権利関係を記載しており、甲区と乙区に分かれています。
甲区には所有権についての詳細が記載されています。一方で、乙区とは所有権以外の権利のことを指しており、抵当権、根抵当権、地上権、地役権、賃借権の設定や移転などの情報を載せています。
甲区に記載されている欄は順位番号、登記の目的、受付年月日、権利者のその他の事項などです。順位番号とは登記の順番のことで、新しい登記の方が数字が大きくなっています。
登記の目的とは所有権を有したときの方法のことで、新築マンションを最初に購入したときには所有権保存、売買や相続などで移転した場合には所有権移転と記載します。受付年月日とは登記行われたときの日付です。権利者の氏名や住所については権利者その他の事項に記載します。
(参考:オウチーノニュース「意外と知らない「不動産登記簿謄本」の見方をわかりやすく解説」)
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