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「リノリウム(りのりうむ)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

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■リノリウム(りのりうむ)

「リノリウム」とは亜麻仁油に石灰岩、松脂、木粉、コルク粉、天然色素などを混ぜた建材のことです。天然成分を使用しており、有害物質が発生しない、抗菌作用があるなどのメリットがあります。一方で一般の建材よりも高価でアルカリ性の洗剤や紫外線に弱いというデメリットがあります。

各辞書・辞典からの解説

「リノリウム」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

(1)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「リノリウム」とは、「亜麻仁油の酸化物に松やに・コルク粉などを混ぜて、麻布に圧延・付着させて乾燥したもの。床敷き・壁張り材などにする。」となっています。

(2)「精選版 日本国語大辞典」より
「精選版 日本国語大辞典」において「リノリウム」とは、「床面、壁面などに用いる建築材料の一つ。コルク粉、木粉、コーパル、着色料などを混ぜ、これと乾性油をあらかじめ酸化してつくった熱可塑性物質とをよく練り合わせて布上に圧延・乾燥してつくる。弾性・耐熱性・吸音性がある。」となっています。

意味は「デジタル大辞泉」とほぼ同様です。

(1)~(2)を合わせてみると、リフォーム、リノベーションにおいて「リノリウム」とは、「建材」のことであるとおわかり頂けたと思います。

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