誰でもわかるリノベ用語集670

■生活支援ハウス（せいかつしえんはうす）

「生活支援ハウス」とは「せいかつしえんはうす」と読みます。「生活支援ハウス」とは健康自立型の高齢者向けの福祉施設のことです。一人暮らしに不安を感じている方や介護保険施設からの退所者が利用できます。地域によっても異なりますが、入所できる条件として60歳以上の一人暮らしの方、夫婦で暮らしており家族による援助を受けるのが困難な方などがあります。

提供される主なサービスは住居の提供、利用者に対する相談や助言、緊急時の対応、介護サービスや保健福祉サービスの手配、地域住民と利用者のコミュニケーションを構築するためのイベントの計画などがあります。

費用については収入による一定の居住部門利用料、食費、水道光熱費などの負担がありますが、負担の割合は地域によって異なるでしょう。市町村役場の高齢者福祉担当課で申し込みをします。

国内で提供している生活支援ハウス以外の福祉サービスは特別養護老人ホーム、養護老人ホーム、軽費老人ホーム、ケアハウス、デイサービスセンター、短期入所施設などです。特別養護老人ホームや養護老人ホームとは65歳以上を対象にした福祉施設のことで、身体上、精神上、環境上の理由により在宅での生活が困難な方に提供されます。

軽費老人ホームやケアハウスとは60歳以上を対象にした施設のことで、自立した日常生活を送るのが困難な方に食事や入浴の介助サービスを提供しています。

（参考：at home「生活支援ハウスとは」）