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「墨出し(すみだし)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集682

■墨出し(すみだし)

「墨出し」とは「すみだし」と読みます。「墨出し」とは工事で必要となる基準線を壁や地面などに書き出す作業のことです。建築現場では正確性が求められますが、墨出しを行うことで設計図を原寸大に描けます。墨出しには水平を表す陸墨、壁や柱の中心を表示する芯墨、墨出しをしたい場所に障害物がある場合に別の場所に墨出しをする返り墨などがあります。

各辞書・辞典からの解説

「墨出し」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「墨出し」とは、以下のような文章で説明がされています。
「建築工事において、仕上げ工事の前に、建物の柱の中心線や床・壁の仕上げ面の位置など、工事の基準となる線を構造体などにしるすこと。」

つまり、「墨出し」とは、「工事の基準となる線を記す作業」のことであるとおわかり頂けたと思います。