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「スタッド(すたっど)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集717

■スタッド(すたっど)

「スタッド」とは、間柱のことです。間仕切り壁を設ける際に使用する部材で、柱と柱の間にスタッドを組み込むことで丈夫な壁を作ることができます。

住宅の建築にはさまざまな柱が用いられますが、スタッドは家の構造を支える部材ではありません。部屋の壁を補強する際に使用する部材です。

スタッドは、木造住宅や軽量鉄骨造などのさまざまな住宅の建築で使用されています。鉄筋コンクリート造の建物についても、住戸と住戸の間にはコンクリートが使われていますが、リビングとキッチンの部屋を分けるときなどはスタッドが使われているのです。

部屋の中に設置する壁はスタッドの他に、石膏ボードや壁紙などを使用しています。壁に棚を固定する際にはクギやネジなどを使用しますが、石膏ボードに打ち付けただけではすぐに取れてしまうでしょう。クギやネジをスタッドに打ち込むことで、丈夫で落下しにくい棚の設置が可能です。

スタッドの寸法は、一般的な柱よりも小さい寸法になっています。木造住宅に取り付けるスタッドの寸法は、30mm~50mmです。主柱が100mmの場合には、スタッドの寸法を100mmに合わせることがあります。鉄骨造に取り付けるスタッドの寸法は、100mm~200mmです。木造住宅のときよりも大きめの寸法となっています。

スタッドを取り付けるときの間隔は、300mm~500mmが一般的です。壁が厚めに作られている場合には、間隔を広げることもあるでしょう。建物の状態に合わせてスタッドを取り付けていきます。

参考:「スタッド」

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