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「キッチンディバイダー(きっちんでぃばいだー)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集720

■キッチンディバイダー(きっちんでぃばいだー)

「キッチンディバイダー」とは、コンロの前に取り付ける仕切りのことです。「オイルガード」と呼ばれることもありますが、意味は同じです。コンロで調理をしていると油がはねることがありますが、キッチンディバイダーを取り付けていれば油はねをガードできます。

キッチンデバイダーのメリットは安全対策です。オープン型のキッチンの場合、コンロが前側に出ていることがあります。フライや天ぷらなどの調理をすると油が大きく飛びはねることがあり、場合によってはやけどなどのケガをする恐れがあるでしょう。

小さな子どもについては油はねによって顔や目に油がかかることもあります。キッチンディバイダーを設置しておけば、油はねをガードできるので安全に調理ができるでしょう。

キッチンディバイダーは強化ガラス製のものが多く、透明になっています。視界が遮られることはないため、安心して調理に集中できるでしょう。

一方で、キッチンディバイダーにはデメリットもあります。調理を長時間続けているとキッチンディバイダーが熱を持ってしまい、触ったときにやけどをする恐れがあるでしょう。また、調理方法によっては油はねを完全に防げないという問題もあります。

キッチンディバイダーには固定式と可動式の2種類があります。固定式はビス止めをして固定するタイプです。可動式は使用する際に設置する据え置き型のタイプになっています。好みに合わせて好きなタイプを選ぶのがよいでしょう。

(参考:GIYA-MAN「キッチンディバイダー」)