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「アカシア」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集809

■アカシア

「アカシア」とは、オーストラリアやアフリカを原産地とするマメ科アカシア属の常緑樹の総称です。建築・住宅関連では、内装材や家具の素材として用いられる樹種の一つで、深みのあるブラウンカラーが特徴になっています。

独特の色合いや高級木材であるウォールナットにも似た木目が美しいため人気が高く、リノベーションなどの際には無垢フローリングとしてもよく使用されます。

アカシアは固い樹木のため傷がつきにくいというメリットがあります。また、木目がはっきりしているため、仮に傷がついたとしても相対的に目立ちにくいでしょう。シロアリ被害に強く屋外でも腐りにくいなど、耐久性やコストパフォーマンスの高さから、近年ではよく見かけるようになっています。

各辞書・辞典からの解説

「アカシア」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

(1)「日本大百科全書(ニッポニカ)」より

「日本大百科全書(ニッポニカ)」において「アカシア」とは次のような文章で説明されています。「マメ科(APG分類:マメ科)アカシア属の樹木の総称。日本で一般にアカシアとよぶのは本属とは別で、ハリエンジュ属Robiniaのニセアカシアのことをさす。」

(2)「精選版 日本国語大辞典」より

「精選版 日本国語大辞典」において「アカシア」とは「マメ科アカシア属の樹木の総称。」と説明されています。マメ科アカシア属には多くの品種があるため、実際にはさらに細かく分類されています。

以上より、「アカシア」とはマメ科アカシア属の樹木の総称のことがわかります。リノベーションの現場では、無垢フローリングとしてよく使われている樹種の一つでもあります。