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「滑り出し窓(すべりだしまど)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集830

■滑り出し窓(すべりだしまど)

「滑り出し窓」とは、開き方によって分類した場合の、窓の種類の1つです。軸を中心にして屋外へ押し出すようにして開ける窓のことをいいます。

窓にはたくさんの種類があり、設置する場所や開き方によって分類することができます。例えば開き方によって分類した場合には、引き違い窓、滑り出し窓、片開き窓、両開き窓、引き込み窓、上げ下げ窓などの種類に分かれます。また、滑り出し窓の中でも窓の軸を左右に置いて縦に開く「縦滑り出し窓」と、窓の軸が上下方向で横に開く「横滑り出し窓」があります。

「縦滑り出し窓」は「縦滑り窓」とも言われ、すりガラスにすれば視線を遮りながら風を呼び込むことができます。幅や高さのバリエーションが豊富なため、外観のアクセントとして用いられることも多くあります。引き違い窓などに比べて気密性の面で優れています。

「横滑り出し窓」は「横滑り窓」とも言われ、窓を開けた時にガラス面が庇代わりになるため、外が雨の場合でも、通風を得ながら、雨が室内に吹き込むのを防ぐことができます。また、防犯性が高く覗かれるリスクも低いので居住性と安全性の向上を両立させることができます。縦滑り出し窓と同様にこちらも気密性については優れています。

(参考:SUUMO 「窓の種類はこんなにあった!設置場所や開き方別・窓の種類と特徴」)