誰でもわかるリノベ用語集846
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■シェードカーテン
シェードカーテンとは、カーテンの一種で、布を蛇腹状に折りたたんだり広げたりしながら縦方向に開閉するものです。「ローマンシェード」とも呼ばれます。カーテン上部に巻き取り器(シェードメカ)が付属しており、チェーンやコードを操作することで、布の開閉を調節する仕組みになっています。
布を全て下ろせばドレープもなくフラットになるという特徴があるので、個性的な柄を取り入れてインテリアのアクセントとして楽しんだり、壁や天井とテイストを合わせてシンプルでモダンな印象にまとめたり、といった使い方もできます。ボリュームが出にくいので小窓やスリット窓にも合わせやすく、空間を広く見せる効果も期待できます。
プレーンなタイプのシェードカーテンは、畳み上げると布の折り目が自然なたわみを残すので柔らかい雰囲気を醸し出します。一方で、裏側に横向きの棒を取り付けたシェープシェードは布の折り目がきっちりと直線的になるのでよりすっきりとした印象になるでしょう。布の下端に規則的な丸みを持たせて巻き上げるバルーンシェードは、エレガントさや華やかさの演出にも向いています。
シェードカーテンはDIYで取り付けることができるものも多く、セルフリノベーションでお部屋の模様替えをする時にもおすすめです。壁や天井、カーテンレールなどに付属部品をネジ止めするなどの方法で取り付けます。取り付け方法や取り付け可能なサイズ、場所については、購入前に商品の説明文を確認しましょう。
左右に開閉するカーテンと比較した時に、デメリットとなり得るポイントもあります。まず、巻き上げた布が上部に溜まるので、全開にしても窓の一部が隠れて見通しを遮ってしまう仕様になっています。また、掃き出し窓のように出入りする機会が多い窓では、コードやチェーンでの開閉操作に手間がかかり使いづらいことがあります。
参考:シェードとは?メリット・デメリットからプレーン・シャープ・ダブルなどの種類までプロが解説
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