誰でもわかるリノベ用語集855
■現場監督（げんばかんとく）
「現場監督」とは建築や土木などの工事においてマネジメントを行う人のことです。工事現場における適正な進行、品質や安全の確保、費用の管理などの責任を果たします。
住宅の建築工事では建築士、依頼人、営業社員と綿密な打ち合わせをします。依頼人の要望をくみ取りながら工事を進めなければなりません。
道路や橋などの土木工事では現場での管理業務や用地の確保などを行います。地盤調査、測量、積算などに関する高いスキルが求められることもあります。
現場監督として活動するには以下の能力が備わっていなければなりません。
- 現場を束ねる能力
- スケジュールの管理能力
- トラブルの対応力
現場では天候不良による工期の遅れ、設計図と現場の相違などの問題が発生するケースがあります、トラブルが発生した場合には、冷静に状況を判断して対策を講じなければなりません。
各辞書・辞典からの解説
「現場監督」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
- 「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「現場監督」とは、「建築や土木工事などの現場で、作業を指揮・監督すること」と説明されています。 - 「精選版 日本国語大辞典」より
「精選版 日本国語大辞典」において「現場監督」とは、「建築、土木工事などの現場で、作業に従事するものを監督、指揮すること」とされています。
（1）と（2）をあわせると、「建築や土木工事において作業の指揮や監督をする人のこと」であるあることがわかります。
