Column

リビングをリノベーションするときの理想の広さはどのくらい?家族構成別のおすすめの広さを紹介

リビングをリノベーションするときの理想の広さはどのくらい?家族構成別のおすすめの広さを紹介

リビングは家族みんなでくつろぐことのできる場所。リノベーションによる間取りの変更を検討する際には、リビングの広さにもこだわりたいものです。

そこで今回は、リビングのリノベーションを行うときの理想の広さについてまとめました。リノベーションを検討されている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

快適なリビングにするための3つのポイント

リビングをリノベーションするときの理想の広さはどのくらい?家族構成別のおすすめの広さを紹介

家族が快適に過ごせるリビングにするために、以下の3つのポイントをおさえておきましょう。

リビングの利用目的
リビングの利用目的によって快適な広さは変わります。テレビや映画の視聴、音楽鑑賞といった目的がメインならば、多少狭くても快適に過ごせるかもしれません。しかし、ホームパーティーを開いたり、子どもの遊び場を用意したりするには、ある程度の広さが必要となります。
家族が必要とするライフスタイルによって、リビングの使い方は異なるということを覚えておきましょう。

家具の配置
リビングで快適に過ごすには、どのような家具を置きたいのか、そしてその大きさをきちんと考えておきましょう。リビングの主要な家具としては、ソファやテーブルなどが挙げられます。家具を設置した後に後悔することがないよう、あらかじめ必要な家具の大きさやデザインを慎重に選びましょう。

動線
動線とは、人が建物の中を動くときの経路を線にしたものです。リビングの場合、リビングとキッチン、リビングと居間、リビングと子ども部屋などが主な動線です。家族の動線を考えながらリビングの間取りを考えれば、快適に過ごせるでしょう。

リビングは広めのほうがよいといえる理由

上記3つのポイントをおさえた後は、リビングの広さを検討しましょう。結論から言いますと、リビングは広いほうが快適です。リビングは広めのほうがよいといえる理由として、以下の3つが挙げられます。

リラックスできる
ソファに座ったり、別の部屋に移動したりするときに、家族同士でぶつかってしまっては快適とはいえません。リビングが広ければ人の動きを気にする必要がないので、リラックスできるはずです。

光を取り込みやすい
リビングが広いと光を取り込みやすくなります。部屋に差し込んでくる光の量は、リビングで快適に過ごすために必要な要素のひとつです。常に日陰になっていると、部屋が暗くなるだけでなく、湿気がこもりやすくなります。夏場に湿気がリビングにこもると、熱中症の危険もあるので注意が必要です。

コミュニケーションを取りやすい
リビングが広ければ、遊びに勉強にと子どもたちが利用することも多くなるはず。リビングに集まる時間が増えることで、コミュニケーションを取りやすくなるでしょう。

理想のリビングの広さ

リビングをリノベーションするときの理想の広さはどのくらい?家族構成別のおすすめの広さを紹介

ここでは、家族構成別に理想のリビングの広さを紹介します。リノベーションで間取りを変更するときの参考にしてください。

2人暮らし
夫婦2人暮らしの場合は、8畳以上が理想です。8畳の広さを確保できれば、ほとんどの家庭では快適に過ごせるでしょう。
ただ、大きめの家具を配置したり、大人数を招く機会が多かったりする場合、8畳では狭く感じる可能性があります。大きめの家具の購入を検討している・定期的にホームパーティーを開きたいという人は、8畳より広めにリビングを確保することをおすすめします。

子どものいる家族
子どものいる家族の場合、最低でも10畳、可能ならば12畳ほどの大きさは確保しましょう。12畳の広さがあれば、大きな家具を置いても邪魔に感じることはほぼないでしょう。
ただし、子どもが成長すると手狭に感じられることもあります。子どもがすでに中学~高校生くらいまで大きくなっている場合、リビングは広めに確保したほうがよいでしょう。

5人以上の大家族
子どもが3人以上いる家族や2世帯で暮らす家族は、できる限りリビングの広い家に住むことをおすすめします。リビングに収納スペースを置くことを考えた場合、可能ならば15畳以上のスペースは欲しいものです。

リビングを広く見せるには色も大切

リビングをリノベーションするときの理想の広さはどのくらい?家族構成別のおすすめの広さを紹介

リビングを広く見せるためには、リビングの色も大切になってきます。

できる限り広く見せたいときには、リビングを明るい色で統一するようにしましょう。壁や天井、床などをベージュやホワイトにすることで、広く見せることができます。反対に黒や灰色などのダーク系の色の場合は、リビングが狭く見えてしまうので、広く見せたいときにはそういった色は避けるようにしましょう。

まとめ

リビングの理想の広さは、使用目的や家族構成によって異なります。夫婦2人暮らしの場合は8畳の広さがあれば十分な場合が多いですが、家族5人暮らしの場合は15畳以上の広さがあったほうがよいでしょう。

また、ホームパーティーを定期的に開きたい人・大きな家具を配置したい人は、広めのリビングを確保することをおすすめします。
色の使い方によっても部屋の広さの印象は変わってくるので、より広く見せたいときには色にもこだわりましょう。ベージュやホワイトなどで統一すると、リビングを広く感じることができるのでおすすめです。