Column

リビングリフォームを考えているあなたへ!おしゃれ事例を5つご紹介

家の中でも占める面積が大きく、生活の中心であるリビング。リビングはまさに家の顔であり、リビングのリフォームは家全体の雰囲気を左右すると言っても過言ではないかもしれません。せっかくコストをかけてリフォームするのであれば、家を象徴するおしゃれな空間に仕上げたいものですよね。

そこで今回は、おしゃれなリビングリフォームの事例を5つご紹介します。

▼関連記事
完全版|リビングリノベーション・リフォームのガイド〜種類・費用・事例まとめ

リビングリフォームのポイントは照明と色調

事例を見ていく前に、リビングのリフォームで押さえておきたいポイントについて考えてみましょう。リビングリフォームでポイントになるのは照明と色調。これは他の場所をリフォームする際にも応用できるポイントですので、常に意識しておくのがおすすめです。

照明の配置や数を意識する

1つ目のポイントは照明。リビング照明でオーソドックスなのは、シーリング照明による一室一灯照明です。賃貸マンションなどでは標準装備としてシーリング照明が取り付けられていることも多く、リビング全体をまんべんなく照らせる点がメリット。最近では調光・調色機能のついた製品が普及しているので、部屋の雰囲気や時間帯に合わせて細かく光を調節できるのも嬉しいところです。

ただ、シーリング照明はデザインのバリエーションに乏しい、広いリビングだと四隅が暗くなりがちといった問題も。おしゃれなリビングを目指すのであれば、スポットライト・ダウンライト・ペンダントライトなどを組み合わせた一室多灯照明で計画するのがおすすめです。照明の種類、配置、数にこだわるだけでリビングの雰囲気が一変します。

色調はリビングの雰囲気を決定づける

2つ目のポイントは色調です。リビングをどのような雰囲気の空間にしたいかによって、マッチする色が異なってきます。例えば、温かみのあるリビングにしたいのであれば暖色系を取り入れる、スッキリ清潔感のあるリビングにしたいのであれば寒色系の色や白・ナチュラルカラーをベースにする、といった具合です。

色をどれくらいの割合で、どこに差し込むかというのも大切な要素。アクセントクロスで取り入れるのか、はたまたソファやラグマットといった家具や雑貨で取り入れるのか、差し色にするのか/大胆にあしらうのか、こうしたバランスによってもリビングの雰囲気は大きく変わります。

事例1:無垢フローリングの効果

リビングリフォームのポイントについて見てきたところで、ここからはおしゃれ事例を順番にご紹介していきます。最初にご紹介するこちらの家は、築12年のマンションをリフォームした事例。

築浅ということで、全体を大きく変えているわけではありません。リビングも壁や天井、間取りは従来のままですが、フローリングを張り替えています。リフォーム前はツヤのあるダークブラウンの複合フローリングでしたが、リフォームによってナチュラルな無垢フローリングに生まれ変わりました。

床の素材が変わっただけなのですが、光の反射度合いによってリビング全体が明るくなったように感じますよね。素材による色調の変化が、部屋の雰囲気に大きな影響を与えることがよくわかります。

事例2:アクセントクロスで世界観をチェンジ

2つ目にご紹介する事例も、色調を変えることでリビングの世界観を演出しています。ポイントは、キッチンカウンターと側面の壁にあしらわれた鮮やかなイエローのアクセントクロスと、天井に配した木目調のシート。

1つ目の事例と同様、間取りや照明の配置が変わっているわけではありません。テーマカラーと素材感を入れ込むことによって、これほどオリジナリティのあるリビングを実現できるのです。

事例3:照明と色調を意識したリビング

リビングリフォームのポイントとして、色調とともにお伝えした照明に意識したリフォーム例も見ていきましょう。画像を見ると、リビングの中央にあるシーリングファンライトの存在感が目を引きます。その奥には吊り照明、キッチンにはスポットライトとダウンライトを用いていますね。さまざまな種類の照明を組み合わせて使っているのがおしゃれです。

床・壁・天井はシンプルそのものでありながら、キッチンカウンターに鮮やかなブルーのアクセントクロスを採用。爽やかで居心地のいいリビングを演出しています。

事例4:素材次第で明るさだって変えられる

続いてご紹介するリビングは前3つの事例と異なり、床・壁・天井すべてに手を加えているのが特徴。キッチンの形状は変わっていますが、リビング自体の間取りは大きく変わっていません。

無垢フローリングの素材感と鮮やかなグリーンの壁が明るさをアップしており、縦長リビング特有の「奥まで光が届きにくい」という課題を見事にクリアしています。照明もシーリングライトからスポットライトとペンダントライトに変更し、夜でも部屋の隅まで明るいリビングになりました。

事例5:色調統一で広さと明るさをプラス

最後にご紹介するのは、マンション最上階の部屋をリフォームした事例です。まずはリフォーム前の画像をご覧ください。よくある中古マンションの一室、といった趣きですね。

そして、こちらがリフォーム後の画像です。

2枚の画像を見比べると、リビングの間取りはほとんど変わっていないことがわかります。リフォーム後は床・壁・天井と建具が白ベースに統一され、広い窓から差し込む光が部屋全体に行き渡っている印象を受けますね。膨張色とされる白を全体にあしらうことで、同じ広さでも以前より広く見えるのもポイントです。

まとめ

今回はリビングのおしゃれなリフォーム事例を5つご紹介してきました。照明と色調というポイントを押さえつつ、それぞれ異なるアプローチで世界観を体現しています。皆さんも、自身や家族のライフスタイルからどのようなリビングがいいのか想像した上で、最適なリフォームを検討してみるのがおすすめです。

 

▼関連記事はこちら
完全版|リビングリノベーション・リフォームのガイド〜種類・費用・事例まとめ