皆さんがお持ちのクローゼット、収納量は十分ですか?「収納スペースが足りない」「スペースを活かした収納ができていない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その悩みは、ハンガーラックで解決できるかもしれません。クローゼットの中にハンガーラックを入れるという収納術があるのです。
今回は、クローゼットにハンガーラックを入れて収納を増やす方法と、効率的な収納のためにチェックしたいポイントをご紹介します。
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クローゼットでのハンガーラック活用メリット
クローゼットを2段収納にする方法はたくさんありますが、中でもハンガーラックを活用すると「お手軽にキレイな収納を作成できる」というメリットもあります。
基本的には、サイズの合うハンガーラックを購入して、クローゼットの中に入れるだけで完成します。ハンガーラック選びにセンスを発揮すれば、デザイン性を高めることもできるでしょう。
また、クローゼット内にハンガーパイプがない場合は、2段式のハンガーラックを選ぶという方法もあります。ハンガーパイプを取り付ける工事をせずに2段クローゼットにできる、簡易的とされる方法です。
既存のクローゼットに限らず、押入れやメタルラックにハンガーラックを設置することでも、服の収納を増やすことができます。ハンガーラックは、収納スペースを簡単且つ効果的に増やすアイテムと言えるでしょう。
クローゼットで使いたいハンガーラックの選び方
収納力アップを目指すなら、ハンガーラック選びに気を配りたいところ。どんなハンガーラックならクローゼット内で活躍するのか、あらかじめチェックしておきましょう。
【伸縮機能がある】
クローゼットの中で使うハンガーラックは、伸縮機能があると良いと言われます。高さの調節ができれば、スペースを無駄なく利用できるでしょう。
お手持ちの服の長さは様々だと思います。服の下にもう一段ハンガーラックで収納を作りたい場合、自由に高さを変えられるタイプであることも大切です。
横方向にも伸縮するものであれば、なお応用が効きます。上下左右に伸縮するタイプのハンガーラックなら、新たに仕切りを設けたり、他の収納グッズと併用したりする場合に便利でしょう。
【比較的スリムなタイプ】
クローゼットという限られたスペース内で利用することを考えると、大きなタイプではかえって邪魔になってしまう可能性もあります。
他の収納アイテムと併用する場合には特に意識したいポイントです。スリムなハンガーラックでスペースがある程度空くようにしておくと、工夫の余地も生まれます。
【完成品は使わなくなった時に困る?】
もしハンガーラックを使わなくなった時、組み立て式のハンガーラックなら分解して捨てたりしまっておいたりと管理も簡単です。完成品の場合は分解できない場合があり、扱いに困ってしまうこともあるので、注意が必要です。
ライフスタイルの変化に柔軟に対応したいなら、組み立て式のハンガーラックを選ぶと良いでしょう。
ハンガーを上手に使ってクローゼットを広く使う
ハンガーラックで収納を増やしても、雑に服をかけてしまうと、せっかくの広い収納スペースが活用できなくなることも。ここでは、普段のちょっとした心がけで変わる、上手なハンガーの使い方を解説します。
【服をかけていないハンガーはしまう】
服をかけていないハンガーは、ボックスなど他の場所にしまいましょう。1つ1つの厚みはさほどでもないハンガーも、数が増えるとクローゼットのスペース圧迫にもつながります。
【服の高さを揃える】
服の丈をなるべく合わせて収納すると、下部に余裕のあるスペースができやすいです。短めのジャケットを揃えた下に、ハンガーラックなど他の収納アイテムを置くこともできるようになるかもしれません。
【収納力の高いハンガーを使う】
ハンガーにも、収納力アップの工夫が施されたものがあります。100円均一ショップにも機能的なハンガーが多く売られているので、広い選択肢から選ぶことをおすすめします。
例えば、縦に連結できるハンガーを使うと服のかさばりやすい肩回りの位置をずらして収納できます。また、スラックスなどをまとめて吊るすことができるハンガーを利用するのも良いでしょう。
ただし、これらのように縦のスペースを活用するタイプのハンガーを使った場合、クローゼットの2段収納はやりづらくなってしまう恐れもあります。2段収納にしたい方は、縦にスペースを取るタイプのハンガー選びには慎重になった方が良いでしょう。
たくさん収納できるという事はメリットですが、一方で詰め込み過ぎると取り出しにくくなるというデメリットもあります。一般にクローゼットに対する服の量は7~8割が好ましいとされています。
まとめ
クローゼットの収納を増やす方法の1つとして、ハンガーラックを設置する方法をご紹介しました。ハンガーラックを使うことでお手軽に2段収納が可能になり、より多くの服を収納しやすくなります。
さらにハンガーの使い方を工夫することでさらに収納が増やせる場合もあります。服の収納に困っている方は、ぜひ参考になさってください。
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