マンション住まいだけど、DIYをしてお部屋をよりおしゃれにしたいと思っていませんか?
最近はDIYする人も増えてきており、自分で部屋をDIYすれば世界に一つしかない部屋を作ることができます。
しかし、いざDIYするとなると、どこをどうすればよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、部屋の印象を大きく変えることのできる、「床」に焦点を当て、そのDIY方法をご紹介します。
DIYでマンションのお部屋をおしゃれにできる
マンションのお部屋は、床を変えるだけでも、雰囲気がガラリと変わります。
床材の選択肢は多岐にわたるため、自分だけのオリジナルのお部屋作りができます。
床はDIYしている人も多く、ネットのDIYショップやホームセンターなどで手軽に材料を手に入れることもできるので、ぜひ挑戦してみましょう。
床をDIYする方法
床のDIYリノベーションに必要なものとは
DIYをするにあたり、まずは必要な材料と道具を一式そろえましょう。
【必要なもの】
・フローリング材
・フローリング用釘
・ノコギリ
・メジャー
・ハンマー
・建築材料用の接着剤
・巾木
基本的には、ネットもしくはホームセンターなどで購入することが可能です。
フローリング材については、自分の気に入るデザインのものを選びましょう。
床材を選ぼう
床材は、様々なデザインや機能があります。
【フローリング】
フローリングは、薄い板を何枚か貼り合わせて、その表面に天然木を貼り付ける「合板材」、天然木を100%使った「無垢材」などがあります。
合板材は、耐水性や耐傷性に優れている、お手入れがしやすい、色や木目のバリエションが豊富な点がメリットです。
対して無垢材は、合板材に比べると汚れやすく、メンテナンスも手間がかかります。
しかし、無垢材の天然木の香りや肌触りは合板材では味わうことができません。
また、調湿性にも優れている点も見逃せません。
【コルク】
コルクは、ワイン瓶の密閉材として使われている素材です。
実はクッション性に優れており、高い弾力性があります。
また、耐久性、吸音声、断熱性も備わっており、高機能な床材として人気です。
特に高い保温性は、魅力的です。
【フロアタイル】
フロアタイルはビニール素材の床材です。
本物の石や木ではないものの、木目や石目などの質感はきちんと再現されており、見た目は高級感がある上に、耐傷性も高いので、おしゃれさ、機能性ともに備わっている床材と言えるでしょう。
【カーペット】
カーペットは床材用の絨毯素材でできており、様々なサイズ、カラーバリエーションがあります。
それゆえに、自分の好みに合わせてカーペットを選ぶことができます。
しかし、ダニが繁殖しやすいことがデメリットでもありますので、よく検討してから選択しましょう。
床のDIYリフォーム方法
床のDIYは主に2種類あります。それは「張り替え」と「重ね張り」です。
【張り替え】
現在使用している床材を剥がし、新しい床材を張ることです。
床の高さを変えることなく、今までの床の場所に新しい床を張り替えられる点がメリットです。
しかし、床を一度解体してから、新しい床を張っていくため、かなり大掛かりな作業となります。
張り替えの手順は下記の通りです。
1.使用している床を剥がす
2.新しい床材を張る
3.巾木の部材を取り付ける
4.仕上げ
【重ね張り】
現在使用している床材の上に、新しい床材を張ることです。
重ね張りは、現在使用している床の上に床材を貼っていくため、強度は増しますし、難易度は低めです。
しかし、張り替えした分の床の厚みが加わって、床が高くなってしまったり、場所によっては段差が生じてしまったりします。
重ね張りの手順は、以下の通りです。
1.重ね張り専用のフローリング材を用意
2.フローリングを現在使用している床材の上から丁寧に張っていく
床を剥がす作業がないので、重ね張りの方が簡単にできます。
注意点
【最初に割り付けを考える】
一般的な複合フローリングのサイズは303ミリ×1818ミリなので、お部屋のサイズを測れば、縦方向に何枚、横方向に何枚など、必要な数が見えてきます。
床のDIYには計画がとても重要です。
まとめ
床のDIYは、手軽にできるDIYと言えるほど、多くの人が挑戦しているDIYでもあります。
確かに、自分好みの素材やデザインを使って、高度な技術を持たずに床を貼ることができるのは魅力的です。
床を変えることで、部屋の雰囲気も変わり、暮らしがより快適になります。
ただし、床のDIYをする人が多いからと言って甘くみてはいけません。
きちんと寸法を測ったり、どんな床材を選択すれば家族みんなが快適に過ごせるか考えたり、DIY成功に向けて綿密な計画が必要となります。
床を変えて、より過ごしやすい家づくりを進めていきましょう。