「Panasonic(パナソニック)」は、8兆円を超える売り上げを誇る巨大企業で、家電を始めとして様々な製品を製造しています。キッチンを手がけているのは、社内カンパニーの「ライフソリューションズ社」です。2012年の事業再編でパナソニックへと吸収合併された「松下(パナソニック)電工」の時代から、キッチンはずっと製造し続けていますから、50年以上の歴史を持っています。
それではパナソニックのキッチンを、くわしく見ていきましょう。
パナソニックキッチンの細かな工夫とは?
最高級ラインの「Lクラス」や、リフォームにおすすめの「リフォムス」など、4つのシリーズからなるパナソニックのシステムキッチンは、使いやすさで評判です。近年開発された新素材や、メーカーならではの細かな工夫が利いています。
スゴピカ素材「ラクすーるシンク」
2018年にパナソニックが市場に投入した「スゴピカ素材」とは、新開発の有機ガラス系人造大理石です。特徴は、従来の人造大理石を上回るなめらかさと硬さで、傷が付きにくくなっています。汚れがつきにくい成分も加えられており、簡単に掃除するだけで、いつまでも美しさを保ってくれます。このスゴピカ素材で造られたシンクが「ラクすーるシンク」、同素材のキッチンカウンター(ワークトップ)「グラリオ」や水栓、バス、トイレも大好評となっています。
ファン掃除は10年間不要「ほっとくリーンフード」
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年末の大掃除で気が重いといえば換気扇の掃除ですが、ファン掃除を10年間不要にしたのは「ほっとくリーンフード」です。普段の掃除も平面デザインのフードをサッと拭くだけですんでしまいます。
年末の大掃除で気が重いといえば換気扇の掃除ですが、ファン掃除を10年間不要にしたのは「ほっとくリーンフード」です。普段の掃除も平面デザインのフードをサッと拭くだけですんでしまいます。
IHもガスも「トリプルワイド」コンロ
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加熱調理のしやすさを考えてパナソニックが開発したのが「トリプルワイド」コンロ、IHでもガスでもコンロが3つ横並びになっています。また最大で4つの加熱調理が同時におこなえる「マルチワイドIH」、両側から操作を可能にすることでホットプレートのように楽しむことができる「対面操作マルチワイドIH」もラインナップされています。
他にも手を触れることなく蛇口の操作ができる「センサー水栓」や豊富なシンクのバリエーションなど、パナソニックのシステムキッチンには、他にも色々な工夫がなされています。
パナソニックの最高峰「Lクラス」とリフォーム対応の「リフォムス」
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パナソニックのシステムキッチンは主力の「ラクシーナ」やコストパフォーマンスを重視した「リビングステーション」を展開していますが、ここで注目したいのは最高級ラインの「Lクラス」とリフォームにおすすめの「リフォムス」です。
スゴピカ素材にほれ込んだなら「Lクラス」
すでにお話した「スゴピカ素材」は、パナソニックが新開発した新しい人造大理石です。キズや汚れの付きにくさ、耐熱性の高さ、本物の大理石顔負けの風合いを兼ねそなえたメーカー自信作です。上部写真は「Lクラス」になります。
スゴピカ素材の「ラクするーシンク」や水栓は、リフォムスやラクシーナでも選ぶことができますが、キッチンカウンター(ワークトップ)「グラリオ」が選べるのは、Lクラスだけです。それに負けない高級感を持つ扉や収納など、システムキッチン全体での魅力もLクラスならではといえるでしょう。「対面操作マルチワイドIH」をセットできるのは、Lクラスだけとなっています。
リフォームなら「リフォムス」の検討を、
既存のキッチンを新しいキッチンに入れ替えたいなどの、様々なリフォーム・リノベーションのケースにも対応できるように開発されたのが「リフォムス」シリーズです。レイアウトもⅠ型、L型、対面型の3種類がラインナップされています。
パナソニックのリフォムスの優れているところはガラッとリフォーム・リノベーションするのはもちろん、キッチンを入れ替えるなど小規模なものでも、新しくなったキッチンの使い勝手の良さを楽しむことができるところ。先述の「ラクすーるシンク」や「ほっとくリーンフード」「トリプルワイド」コンロなど、パナソニックの最新の細やかな工夫を搭載することができるからです。
まとめ
以上、Lラインとリフォムスを取り上げることで、パナソニックのキッチンの細かな工夫をご紹介しました。加えてパナソニックらしいのは、家電との連携が良かったりするところです。あったらいいな、というところにコンセントが備わっていたり、炊飯器などの家電がピッタリと収納できたりするのです。
これらの魅力を確かめにぜひ、パナソニックのショウルームへ足を運んでみてください。
特にスゴピカ素材のデモンストレーションは必見です。