疲れて帰宅した夜には、思いっきり部屋でくつろぎたいものです。真っ昼間ではなかなか気づきにくいご自分のお部屋でも、照明一つで夜の雰囲気が大きく変貌します。特に疲れた夜には癒される空間が欲しい！そんなちょっぴりぜいたくな願いをかなえてくれるのがダクトレール照明です。
カフェやヘアサロンなどでよく見かけるダクトレール照明ですが、最近ではご自宅用に取り入れる方も増えてきました。そんなダクトレール照明の魅力は、何といってもその自由自在さです。照らしたいところに照らせる、動かしたい場所に動かせる、取り付けたい照明器具を取り付けられる…まさに夢のような照明です。
でもダクトレールの取り付けはさぞかし面倒なのではと思いきや、プラグさえあれば簡単にカフェのような雰囲気を再現できるのがダクトレール照明の手軽さです。そこでこの記事では、プラグを用いて簡単に取り付けられる簡易式ダクトレールについてご紹介します。
それって工事が必要なの？ダクトレールの取り付け
簡易式ダクトレールは、お部屋にローゼットや引掛けシーリングさえあれば、販売されているパーツだけで簡単に取り付けることができます。もちろん、とことんお部屋の照明にこだわるのなら、ダクトレールを天井に直付けする方法や、配線ごと埋め込んでしまう方法などもありますが、電気工事や壁工事などの手間が増えてしまいます。その点、簡易式ダクトレールなら特別な工事は必要とせず、ご自分で簡単に取り付けられるのが大きなメリットです。
また、レールに取り付ける照明器具も、ライティングダクトとして日本産業規格（JIS規格）で統一されているので、取り付けプラグさえあれば、メーカーが違ってもダクトレールに取り付け可能です。取り付けられる照明器具も、スポットライトからペンダントライト、シーリングライトや裸電球など様々で、その日の気分によって自由自在に取り外しが可能なのもダクトレール照明の大きな魅力です。
さらに、簡易式ダクトレールなら、部屋の開閉スイッチで点灯を切り替えることができます。製品によってはリモコンが付属され、明るさの調整や点灯、消灯などをリモコン操作で行うことができます。
取り付けカンタン！だからこそ気をつけたいプラグの種類
だれでも簡単に取り付けられる簡易式ダクトレールですが、天井に備え付けられたシーリングによっては、ネジ止め必要な場合があります。ネジ止めが必要なシーリングは、天井に傷をつけてしまうため、賃貸住宅には向かないので、ダクトレールを購入する前にシーリングの形を確認する必要があります。または、天井のシーリング種類に関係なく取り付け可能なダクトレールを選ぶことでも対応可能です。
例えば、写真の「SWING DUCT」のような製品であれば、天井のシーリングをすっぽり隠せるため、形状に関係なく取り付けることができます。カップの直径が14cmもあるため、角形シーリングや丸形シーリングなどにも対応でき、ネジ止めも不要で賃貸住宅でも取り付けられるダクトレールです。また、レールの方向も360度好きな向きに設置することができるので、家のインテリアと合わせやすいのもこの製品の特徴です。
また、ダクトレール用ではないペンダントライトやシーリングライトも、引掛シーリングのついた専用のプラグを使うことでダクトレールに取り付けることができます。取り付け部分をダクトレール用のプラグに変換することで、ほとんどの照明器具をダクトレール用にすることが可能です。
いろいろなライトを取り付けて空間を楽しもう！
せっかくダクトレールを取り付けたのなら、早速いろいろな照明器具を試してみたいものです。スタイリッシュなスポットライトから、ダイニングで活躍するペンダントライト、レトロな雰囲気を醸し出す裸電球など、ライト一つでその場の空気を一変させることができます。
例えば、お店などでよく見られるスポットライトは、今風のものからビンテージ風のものまで幅広いデザインが出回っており、取り付けるとお部屋全体をスタイリッシュなデザインに仕上げてくれます。省エネタイプで色が選べるLEDスポットライトなども人気です。お部屋をコーディネートしやすいように黒と白のどちらかのタイプが多いようですね。
ダイニングなどで多く使われるペンダントライトは、上からつりさげることが多いようです。こちらはデザインや形状、色ともども多種多様で、その場の雰囲気に合った製品を選ぶことができます。また、スポットライトよりも照明範囲が広く、料理をより一層引き立てる役目も果たします。スタイリッシュな今風のものから、真ちゅう製のものまでデザインの種類がほうふなのもペンダントライトならではの魅力です。取り付けも取り外しも自在に行えるのがダクトレール照明の大きなメリットです。ぜひいろいろなライトを試してみて、デザイン性の豊かで心地よいお部屋空間に仕上げたいものですね！
まとめ
簡易式のダクトレールなら取り付け工事は一切不要ですが、天井に備え付けられたシーリングの形を確認しておく必要があります。また、ダクトレール用ではないシーリングライトやペンダントライトでも、専用のプラグを用いることで簡単にダクトレールに取り付けることができます。
