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アイアンの掃除は大胆に!サビ落としの方法もご紹介

アイアンの掃除は大胆に!サビ落としの方法もご紹介

HAGSアイテム:プルハンドル

アイアンのインテリアが相変わらずの人気になっています。アールヌーボーやアールデコ、インダストリアル系など、様々なスタイルと好相性ですから当然のことかもしれません。そんなアイアンは、ロートアイアン(鍛鉄)やキャストアイアン(鋳鉄)に分類されますが、共通するのは、サビてしまうことです。「掃除はどうすればいいの?」と悩んでいる方も多いことでしょう。
 
ここでは、アイアンの日常的な掃除の仕方や、サビから守る方法、サビを落とす方法についてご紹介しましょう。

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鍛鉄と鋳鉄2種類のアイアン

アイアンは、鍛鉄(たんてつ)と鋳鉄(ちゅうてつ)の2種類に分けることができます。鍛鉄は、鉄製のバーやポールを熱してたたいたり、溶接したりして造られるもののことです。鋳鉄は溶かした鉄を型に流し込むことで造られるもののことです。
 
椅子や机の脚によく使われるのが鍛鉄、ドアノブや引き出しの取っ手、スキレットによく使われるのが鋳鉄になります。
 

アイアンの日常の掃除方法

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鍛鉄と鋳鉄にかかわらず、インテリアに使われるアイアン製品の多くは、塗装がなされています。見た目を良くするためとサビを防ぐためなのですが、塗装自体はタフなものですから、掃除に気を使う必要はありません。日頃の掃除は固く絞った雑巾でふき、汚れがひどければ中性洗剤を用います。
 

アイアンをサビから守るために

しかし長い間使っていると塗装が劣化してしまい、地肌のアイアンが酸素と反応してしまいます。つまりサビが発生してしまうのですが、これを防ぐには塗装や鉄の表面を保護してやらなくてはなりません。
 
そこで用いられるのが油です。サビ止めオイルとして販売されているものや、木製家具のメンテナンスにも用いられる蜜蝋(みつろう)を塗ります。カーワックスでも良いですし、ベタ付きが残りますが、サラダ油やオリーブオイルでも効果があります。

 
黒皮(くろかわ)鉄の掃除方法

黒皮鉄とは青黒い色のアイアンのことです。黒皮とは製造途中にできた酸化皮膜のことで、塗料のように均一な色ではありませんから、すぐに見分けがつくでしょう。黒皮鉄の掃除方法も特に気を使う必要はありません。
 
乾拭きをや、固く絞った雑巾でホコリや汚れを落としてください。汚れが気になる場合は、中性洗剤を用いてください。
 
黒皮鉄は表面が酸化皮膜に覆われていますから、赤サビはでにくいとされていますが、それでもサビ対策は必要です。方法は他のアイアンと同じ、油を塗って表面を保護してください。

 
アイアン製調理器具の手入れも同じです

アイアン製の人気が高まっているのは、インテリアだけではありません。小型フライパンのスキレットや、アウトドアで大活躍するダッジオーブンが大人気です。 
 
これらの手入れは、他の食器と同じように洗剤を使えば良いのですが、やはりサビ対策が必要になってきます。油で表面を保護するのは他のアイアン製品と同じですが、口に入れるものを扱いますから、サラダ油やオリーブオイルを塗り込みましょう。 

アイアンにつきもの!サビの掃除方法

油で表面を保護するとはいっても、アイアンにサビはつきものです。気を抜くと発生してしまいます。そんな場合は、サビを落としてやらなくてはなりません。
 
ちょっとしたサビならば、120番手くらいのサンドペーパーや、真鍮製のワイヤーブラシ、サビ落としクロス、金たわしなどでこすると落ちます。サビがひどいようなら、番手が小さく目が粗い布ヤスリや、真鍮よりも固いステンレス製ワイヤーブラシを使うと良いでしょう。

サビ落としの後はアイアンの表面を保護

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サビを落としてもそのままにしておいてはいけません。サビが再びでないように、アイアンの表面を保護しなければいけませんから、メンテナンスに用いるのと同じ油を塗ればよいです。
 
ただし油は、落ちてしまうという欠点があります。そこでおこないたいのが再塗装です。適当なペンキや艶消しのクリアラッカーを塗れば、当分の間サビの心配は必要ありません。

サビも経年変化の一つ

念入りに掃除をしたり、サビを落としたりというのもアイアンの楽しみ方の一つです。しかし、アイアンの無骨さがお好みならば、そのまま放置しておくのも一つの方法といえるでしょう。塗料のツヤが落ちても、少々のサビがでても、「味」と考えれば良いのです。
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まとめ

一点ずつ手造りの物が多いのがアイアン、特に鍛鉄のインテリアです。それだけに高価なものが多いですから、大切にしたいものです。しかし、アイアンの最大の魅力は無骨さ男らしさですから、少々のことには動じない心で、ハードに使ってもよいのではないでしょうか。