壁に棚を取り付けることで、快適に生活出来るようになったり、おしゃれに見せられたりとメリットがたくさんあります。今回はDIYで気軽に出来る壁に棚を取り付ける方法を紹介します。
壁に棚を取り付ける方法
壁に棚を取り付けるには、穴を開けて取り付ける方法、穴を開けずに取り付ける方法の二種類があります。ここでは今すぐ始められる、簡単に棚を取り付ける方法を紹介します。
■L字金具
L字金具とは物を固定するために使用される金具で、角度90度のL字の形をしていることからL字金具と呼ばれています。ホームセンターに行くと店頭に多く並んでいます。
L字金具を使えば好きな場所に棚を取り付けることができます。例えば、台所での料理の作業性や整頓性、そしてデザイン性を良くするために棚板を壁に取り付ける時に便利です。この棚受け用のL字金具にも数種類あります。
1つはアイアンを材質に使用したブラケットであるアイアンブラケットです。アイアンを使うことでその棚受けや棚板だけでなく、その部屋の雰囲気をよりシックなものにすることができます。また、アイアンブラケットのデザインもシンプルなものから凝ったものまでバリエーション豊富です。
強度や耐荷重だけでなくインテリアデザインも確保することに役立ちます。木製のL字型金具もあり、ナチュラルな雰囲気を醸し出したい場合に使われます。
■突っ張り棒
みなさんご存知の通り、突っ張り棒とは壁面などに押し当てて固定する、伸縮性のある棒のことです。
カーテンレールや棚の設置、大型家具の転倒防止、ちょっとした収納などに活用できる超便利グッズです。お部屋のデッドスペースに突っ張り棒を取り付け、その上に板を設置すれば、棚の完成です。安全のため、板は突っ張り棒に固定しましょう。
突っ張り棒の価格帯はさまざまですが、安いものだと100円ショップでも手に入り、気軽にお家に取り入れられます。
■アジャスター
アジャスターを使えば、壁に穴を開けずに棚を設置することが可能です。アジャスターは、本来は机などの脚に取り付け、段差があったり床が平面でないところでもガタガタしないように調整(アジャスト)するための金具です。
これを天井側に使うことによって角材を突っ張らせて棚を作るのが今回の使い方です。棚を作りたい場所の端と端に2本、アジャスターで角材をセットします。アジャスターで取り付けた角材の好きな場所に板を取り付ければ棚の完成です。最近はおしゃれなアジャスターも販売されているので、インテリアとしても楽しめます。
壁に棚を取り付けておしゃれに見せる方法
これまでは空白だった壁に棚を取り付けることで、部屋の印象を変えることができます。
ここではおしゃれに仕上げる方法を紹介します。
■壁から壁まで棚板を渡す
飾り棚と言えば、壁の一部にちょっと板を取り付ける程度が一般的です。しかし、壁の端から端まで棚板を渡した長い飾り棚にすることでスタイリッシュなデザインになります。
(参考:飾り棚&ウォールシェルフ-こんな発想は無かった!おしゃれな飾り方33選)
■壁全部を飾り棚にする
壁一面全体を棚にする方法です。大容量の収納が可能になりますし、何よりおしゃれです。
DIYで自分で作ることも出来ますし、通販などで購入することも出来ます。
■梯子を飾り棚代わりに使う
このタイプは壁に直接取り付けるわけではないですが、参考までに。
梯子型のシェルフは「ラダーシェルフ」と言って、ネットで購入できます。
木製はしごをそのまま使い、木製はしごを室内に置いて棚板を渡すなどの作り方があります。
まとめ
壁に棚を取り付ける方法はL字金具・突っ張り棒・アジャスターなど様々な方法があります。
また、収納スペースが増えるだけでなく棚の取り付け方や種類を工夫することで部屋をおしゃれに変えることも可能です。
簡単に出来るので、ぜひ一度検討してみてください。