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ダイニングをリフォーム!ダイニングのタイプ別リフォームポイントもご紹介

ダイニングをリフォーム!ダイニングのタイプ別リフォームポイントもご紹介

食事をとりながら家族団欒を楽しめる場所、ダイニング。ダイニングと一口に言っても、リビングに併設された「リビングダイニング」、キッチンの傍にある「ダイニングキッチン」などいくつか種類があり、リフォームの場合もリビングダイニングとダイニングキッチンとではポイントが異なってきます。

この記事では、ダイニングの概要、そしてリビングダイニング、キッチンダイニングのリフォームについて解説していきます。

ダイニングとは?

ダイニングをリフォーム!ダイニングのタイプ別リフォームポイントもご紹介

ダイニングは食事をする部屋のことを指します。では、「リビングダイニング」と「ダイニングキッチン」とでは何が違うのかというと、それは部屋の広さにありますす。

ダイニングキッチンは4.5畳から8条、リビングダイニングは8畳以上とされています。リビングダイニングの場合、リビングの機能も兼ね備えている分、広くなっているわけです。

(参照:ダイニングとは│SUUMO(スーモ)住宅用語大辞典

リビングダイニングのリフォーム

従来、ダイニングといえばキッチンに併設されているのが一般的でした。いわゆるダイニングキッチン(DK)というタイプです。しかし近年、もっと広々としたところで食事をしたい、家族とのふれあいを重視した空間にしたいといった要望から、キッチン・ダイニング・リビングを一つにしたリビングダイニング(LDK)が普及してきました。

リビングダイニングのメリット
LDKにするメリットとして、キッチン・ダイニング・リビングを一つにした広々とした開放感のある空間が持てるということが挙げられます。

また、光が遮られないこともあって採光がスムーズになり、部屋全体も明るくなります。壁を隔てていない部屋になるので、家族が一つの空間に集まることになり、団欒の場としても機能してくれるでしょう。

さらに、LDKにするとスペースが余裕のあるものになるので、いろいろな家具を余裕をもって置くことができます。

たとえば、ダイニングキッチンの場合はリビングが別になっているので、どうしても一部屋あたりの面積が小さくなるため大きいソファを置くことができません。この点、リビングダイニングにすれば4人掛けのソファも余裕をもって置けますし、ソファセットを設置する余裕も出てきます。一家全員がゆったりと一つのソファでくつろげるでしょう。

同じ部屋にいながら、家族同士がそれぞれ適度な距離を保ってくつろげるのもリビングダイニングのメリットです。

リビングダイニングのデメリット
リビングダイニングのメリットはその広さにありますが、それがそのままデメリットにもなり得ます。

まず、広い分掃除が大変です。また、エアコンや加湿器など家電も広いスペースに対応するものが必要になります。スペックが高めの家電はランニングコストも高いことが多いので、電気代もかさむことが考えられます。

リビングダイニングのリフォームのポイント
ここまででお伝えした通り、リビングダイニングの特徴は広いことです。そのため、リフォームする上で気を配りたい点は「動線を意識する」ということです。

いくら広いからといっても、キッチン・ダイニング・リビング部分の配置の際、実際に普段どう動くかを無視しては使い勝手が悪くなってしまいます。

しかし、キッチンの位置を大きく変えるとコストが膨れ上がってしまいます。なぜなら、キッチンには水回りがあり、場所を変えるとなると配管工事をしなければならなくなるからです。配置に関してはキッチンの位置をなるべく変えないで、かつ動線を意識したリフォームが望ましいといえます。

ダイニングキッチンのリフォーム

ダイニングをリフォーム!ダイニングのタイプ別リフォームポイントもご紹介

ダイニングキッチンのリフォームとなると、キッチンのリフォームと重なる部分があります。ダイニングキッチンはキッチンに併設されている以上、キッチンに影響を受ける場面が多くなるからです。

ダイニングキッチンの代表的なリフォームといえば、床の張り替えやクロスの張り替えなどが挙げられます。

食事を作るすぐそばで食事をすることになるわけですから、床や壁紙クロスも汚れに強い素材を選ぶのがおすすめです。

まとめ

ダイニングは家族が集まる憩いの場所です。キッチンに近い場でもあるので、機能性も要求されます。

リフォームする際には、この兼ね合いや導線を意識することで、快適なダイニングにすることができるでしょう。家族ともいろいろ相談して、素敵なダイニングにしてくださいね。