利便性が注目されているハンガーパイプ。室内で洗濯物を干すことができるという実用性が認知され、リビングに設置したままでもインテリアになじむデザイン性の高いものも増えています。
機能としても、洗濯物だけでなくハンギングでインテリアを彩ったり、便利グッズの収納に使ったりと、生活の質を上げてくれるすてきなお助けアイテムなのです。
今回は、そんな室内干し用ハンガーパイプを選ぶ際のポイントをご紹介します。
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特徴で選ぶ、ハンガーパイプの種類
ハンガーパイプは、用途や形状によって大まかに種類が分かれています。種類別にご紹介しますので、どんな使い方をしたいのかイメージしながら読んでみてください。
しっかり固定の天井付けタイプ
金属製のしっかりとしたハンガーパイプを、工事で壁や天井に固定するタイプです。頑丈な作りになっているので、たくさんの洗濯物をかけたい方や、インテリアとして重量物を吊り下げたい方に適しています。
また、ハンガーパイプ自体が落下する可能性も少ないので、お子様やペットと暮らしておられるご家庭にも、安心してご使用いただくことができます。
店舗等であれば、商品ディスプレイとしてはもちろん、グリーンやガーランド、アートなどを吊るしてデコレーション用途にも使用でき、アイデア次第でいろいろな可能性が秘められています。
狭い空間でも使えるアイデアタイプ
HAGSアイテム:室内物干しロープ STOK laundry
ちょっとした隙間などを活用できる、省スペース型の室内干しアイテムもあります。強度では固定タイプに軍配が上がりますが、使わないときは取り外したりしまったりして隠しておけることが大きな特徴となっています。
まず、ロープタイプの製品です。風呂場や洗面脱衣所などの狭い場所でも有効活用できるような設計となっており、両端を壁付けして、パイプの代わりにロープを通す形になります。ロープは巻き取り式などになっており使わないときにはコンパクトに収納できます。
また、似たタイプとして、洗濯物を吊るすバー部分と天井からのパイプ部分が分離できるタイプがあります。こちらも使用しないときはバーを外せるので、来客時などは取り外し、使うときは簡単に設置できます。バータイプには、壁に沿った2本の柱の間に、ロッドを取り付けるタイプもあります。
ロープとバーのどちらにするかは、設置場所や収納場所、扱いやすさなど、実際に使う場面を想定しながら検討してみてください。
床置きタイプもデザイン性の高いものなら出しっぱなしOK
床置きタイプの室内洗濯物干しは、使うときだけ広げたり組み立てたりするタイプが多く販売されています。使い勝手や収納性は優れていても、インテリアとして馴染むようなデザイン性の高いものを探そうとすると、苦労するかもしれません。
デザインにこだわるなら、本来は違う用途で作られているけれど、室内干しとしても使える家具や設備に目を向けてみるのも一案です。コートハンガーや吊り下げパイプのついた収納ラックなど、置き家具として常に見えるところにある前提の家具は、デザイン性の高いものを見つけやすいでしょう。
ハンガーパイプの取り付けは業者に頼むべき?
壁や天井に固定するタイプのハンガーパイプの中には、DIYで取り付けが可能なものも多く存在します。基本的には下地の場所を確認し、下地が無ければ補強するなどします。その後、設置場所にビス止めをして両サイドを固定するような形で取り付けることになります。
ただ、現実問題として、工具や図面の準備、仕上がりの美しさや強度の面を考えると、専門の業者にお願いする方が、最終的には安心できるでしょう。取り付けをお考えの際は、業者へ相談されることをオススメします。
まとめ
室内干しハンガーパイプは、洗濯物を干す用途にも使用できますが、その種類や使い方を考えることによって、簡単にインテリアの雰囲気を変えることができるポテンシャルがあるアイテムです。
気になった方は、一度導入の検討をしてみることをオススメします。
ライター紹介
COLUMBOU(COLUMBOX)
長く住宅不動産業界にいた経歴と宅建士の資格を活かして、住まいやインテリアに関する情報も発信しています。
webデザイナー兼ライターをやりながら、ハンドメイド作家としてアンティーク木箱や木工雑貨の製作も行っています。
Twitter aninoma0225
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