今回は壁付けI型キッチンスタイルをカフェコーナーのように見せる工夫をお届けします。壁付けI型キッチンは手元が見えやすい。家電を置く場所に困る。などお声を聞きますが工夫することでそのお悩みが解消し、更にはスッキリしながら明るく開放感がありカフェコーナーのような雰囲気を実現することができます。さてどんな工夫をすれば良いのか具体的にお届けします。
造作家具でカフェコーナーのように見える工夫
写真はキッチンというよりカフェコーナーの雰囲気を醸し出しています。デスクでお茶したり、パソコンを使ってワークしたり、お子さんがお絵描きしたり、お勉強したりすることが出来ます。カウンターでは見せても素敵なコーヒーマシンやミキサーなど置いたりできる場所になっています。もちろん何もおかず作業スペースとして広くとっておいても良いですね。ポイントはカウンターが少し高めになっていること。2つの利点があります。一つ目は電子レンジやトースター、炊飯器、あるいはゴミ箱スペースなど生活感が出やすいものを見えないように設置できること。そしてもう一つは背が高いことによりキッチンのワークトップが見えづらくなることです。ワークトップも生活感がでやすいですが丸見えにならなくて済みます。
壁付けI型キッチンではダイニング側からキッチンが丸見えになってしまいゴチャゴチャしたのが見えてしまうのがちょっと。というお声があがりますが造作家具を上手く配置することで機能的でスッキリした印象のカフェコーナーのようなキッチンスタイルが完成します。
オシャレに見せるには素材で決まる!予算をかけるべきポイント!
壁付けのI型キッチンは回遊できるアイランドキッチンなどと比べると予算を抑えて導入することができます。しかしここでオシャレに見せているポイントは2つあります。一つ目はキッチン前に貼ってあるタイルです。一番目のいく壁部分にキッチンパネルが貼られていたらカフェコーナーのようには見えないのですね。ここがタイルでしかも白、アイボリーブルーを使ったリズムのある雰囲気がオシャレ見せています。そしてもう一つデスクやカウンターの造作家具です。床材の木に合わせて集成材を使って木の雰囲気を上手く取り入れ統一感を出し、なおかつデスクの立ち上がりの壁にはやはりタイルが使われていてオシャレに演出されています。キッチン本体で予算を抑え、素材のタイルや造作家具に予算をとることでこういった雰囲気を作ることができます。I型キッチンの場合ではこういった部分に予算をかけていくとオシャレに見えて満足度もあがります。
まとめ
さて壁付けI型キッチンをオシャレに演出するレイアウトとそのポイントをお届けしました。最後に一つ忘れてならないのが照明です。素敵にペンダントライトが灯されていますね。ぜひこの部分のペンダントライトあるいはスポットライトなどご自身の目指すキッチンの雰囲気に合わせてチョイスしてくださいね。カウンター上の照明もキッチン全体の雰囲気を作る重要なアイテムの一つです。ぜひ今回お届けしたポイントを抑えながら壁付けI型キッチンスタイルも検討してみてはいかがでしょう。
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