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リビングと和室をつなげるリフォームについて考えてみよう

築古の中古マンションや団地だと、リビングの隣に必ずと言っていいほど和室が設けられていますよね。フローリングでの生活が当たり前になった現代では、「和室は使いにくい」と感じる人も多いでしょう。実際リフォームにあたっては、リビングに隣接する和室を洋室化して一体的に使うという事例が見られます。

そこで今回は、リビングと和室をつなげるリフォームについて考察。リビングと和室をつなげるメリットや事例をご紹介した後、逆に和室を残すという選択肢についても考えていきます。

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リビングと和室をつなげるリフォームのメリット

リビングと和室をつなげるリフォームは人気ですが、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。主なメリットは次の通りです。

  • 一体化することでリビングを広く使える。
  • 和室も窓に面している場合、リビングの採光面が広がって明るくなる。
  • 和室を洋室化することにより、畳や障子のメンテナンスが不要になる。
  • 掃除がしやすくなる。

最大のメリットは、住まいの中心であるリビングを広く使えること。一般的にマンションは間口が狭く縦長リビングが多いことから、和室を一体化することによって採光面の広い横長リビングにする、という事例も見られます。

和室のままつなげることも可能ですが、現代のライフスタイルは洋室が基本になっているので、掃除やメンテナンスのしやすさから洋室化することが多いようです。フローリングであれば掃除機やワイパーで簡単に掃除できますから、家事の負担が軽減されるというわけですね。

上に挙げたメリットを優先したいという人であれば、和室を洋室化した上でリビングとつなげるのがおすすめです。

事例1:和室を一体化して生まれる開放感

それでは、和室とリビングをつなげるリフォームの事例を2つご紹介します。1つ目の事例は、和室をリビングとつなげ、旧和室部分にキッチンとダイニングスペースを設置しました。

キッチンと備え付けのダイニングテーブルが中央に来ることで、家族で食事をする時間が楽しくなりそうですね。こうして見ると、リビングとの一体感や開放感が見事です。

採光面が広がったことで、もともとは日差しが入りにくかったキッチンも明るく開放的な雰囲気に生まれ変わっています。和室を一体化するメリットを十分に活用した事例と言えますね。

事例2:スペースとともに広がる可能性

こちらの家もリビングに隣接していた和室を洋室化、リビングと一体にしています。空間の広さは変わっていないにもかかわらず、仕切りが無くなって素材感が統一されるだけで、視覚的に広く感じるから不思議。

注目したいのが、かつて和室の押し入れだった部分に書斎スペースが設けられていることです。従来のリビングの広さでは難しかったことが、和室を一体化することによって可能になりました。リビングと和室をつなげることにより、物理的な広さだけでなく、使い方の可能性も広がるのです。

和室を残すことも考えるべき理由

ここまで、リビングと和室をつなげるメリットに着目してきましたが、実は和室を残した方がいい場合もあります。なぜならば、次のように和室ならではのメリットもあるからなのです。

  • 寝転がることができる。
  • 子どもを遊ばせたり、妊娠中の寝床として使える。
  • 来客の寝室として使うことができる。
  • 吸湿性や吸音性に優れていて、年中快適に過ごせる。

見落としがちですが、和室は汎用性の高い空間。フローリングと比べて畳はクッション性に優れており、そのまま寝転んだり、布団を敷くだけで寝室として使ったりすることもできます。小さな子どもがいる家庭では、わざわざマットを敷かなくても安全な遊び場として活用できるでしょう。

畳は柔らかいので足腰への負担も軽く、子どもだけでなくお年寄りにも優しい空間です。将来、子どもを育てたりお年寄りと暮らしたりすることを考えているなら、和室をあえて残すというのも有力な選択肢と言えます。

事例3:広い和室はくつろぎスペース

和室を活用したリビングのリフォーム事例も2つご紹介します。1つ目にご紹介するのは、リビングに隣接する和室をそのまま活かしたリフォームです。

和室と言うと古びているイメージがありますが、ナチュラルな無垢フローリングや白い壁と合わせると、和風モダンのおしゃれな空間に仕上げることも可能。もともと和室は畳や紙などの自然素材が主役なので、ナチュラルな空間との相性はいいのです。フローリングの部分にはソファやテレビを置き、和室は床にそのまま座るスペースとして使い分けができるのも魅力ですね。

事例4:モダンな小上がりはいかが

和室を活用する方法としては、単純に和室を残すという方法のほかに「小上がりを設ける」という方法もあります。こちらの家は、和室だった空間の一部を利用してモダンな和風小上がりを設けました。

小上がりを設けることによって空間にメリハリがついていますね。この事例は空間作りに重きを置いていますが、小上がりも畳にすればちょっとした休憩スペースとして使えますし、床下収納でリビングの収納力をアップするという方法もあります。

まとめ

今回は、リノベーションの王道と言ってもいい「リビングと和室をつなげるリフォーム」について解説してきました。リビングと和室をつなげるのは多くのメリットがある一方、あえて和室を残すという選択肢も有効であることがおわかりいただけたかと思います。どちらがいいかという正解はなく、ライフスタイルや家族構成によって適したプランは異なります。

ご紹介したポイントや事例を参考に、自宅に和室は必要なのか、それともリビングと一体化した方がいいのか、検討してみてはいかがでしょうか。

 

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