誰でもわかるリノベ用語集251
■メラミン化粧板
「メラミン化粧板」とは、メラミン樹脂、フェノール樹脂を含浸させた樹脂含浸紙を何枚も重ねて高温高圧で積層成形したプラスチック板のことです。
135度までの熱に耐えることができ、プラスチック製品のなかでは傷がつきにくく、表面はなめらかであることや、酸性、アルカリへの反応は安定しているなどの特徴があります。
各辞書・辞典からの解説
「メラミン化粧板」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「ブリタニカ国際大百科事典」より
「ブリタニカ国際大百科事典」において「メラミン化粧板」とは、「メラミンを浸漬した薄紙を表面とし、この下に模様紙や着色紙を置き、主体として強いクラフト紙をフェノール樹脂 (ベークライト) で処理したもの数枚を重ねて140℃、100cm2で熱圧着してつくる」と説明されています。
(2)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「メラミン化粧板」とは、以下のような文章で説明がされています。
「メラミン樹脂、フェノール樹脂をそれぞれ含浸させた樹脂含浸紙を何枚も重ねて高温高圧で積層成形したプラスチック板。表層面はミラミン樹脂になっている。」
(1)〜(2)を合わせてみると、「メラミン化粧板」とは、「メラミン樹脂、フェノール樹脂をそれぞれ含浸させた樹脂含浸紙を何枚も重ねて高温高圧で積層成形したプラスチック板」のことであるとおわかり頂けたと思います。