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何と工事は不要!DIYでできるダクトレールの取り付け

何と工事は不要!DIYでできるダクトレールの取り付け

おしゃれなカフェやショップのような照明を、自宅でも楽しむことができるのがダクトレール(ライティングレール)です。スポットライトやペンダントライトを取り付けることができますし、レール上ならば自由な位置に照明を移動できます。とはいえ、気軽に楽しむには少々ハードルが高いのがダクトレールです。取り付けには工事が必要で、プロの力を借りる必要があります。
 
「工事をせずにダクトレールって取り付けられないの?」そんな方に、プロの力を借りずに取り付けられるダクトレールをご紹介しましょう。


 

工事不要のダクトレールとは?

ダクトレールの取り付け工事にプロの力が必要になる理由は、屋内配線に手を入れる必要があるからです。電線をダクトレール用に分岐させ、スイッチを挟みこむという工事は、プロ以外がおこなってはならないことになっているからです。
 
つまり、電気工事をしないタイプのダクトレールなら、だれでも取り付けられることになります。


 

「簡易(シーリング用ローゼット)式」ライティングレール

何と工事は不要!DIYでできるダクトレールの取り付け

室内照明に用いられる天井のコンセント「ローゼット」に取り付けるタイプのライティングレールなら工事はいりません。手軽におしゃれな照明を楽しめ人気なのですが、購入を決める前に2つの弱点は把握しておきましょう。
 

弱点1:融通がきかない

ローゼットに直接取り付けますから、離れた場所へのダクトレールの取り付けは難しくなります。角度調節ができたり、レールを片側にスライドさせたりはできますが、好きな場所にレールを取り付けられるわけではありません。

 
弱点2:補強が必要な場合がある

簡易式ライティングレールを取り付けられるのは、「耳付き」と呼ばれる重量があるものをぶら下げられるタイプのみです。耳付きでなければ金具を用いてローゼットを補強する必要がありますし、金具を用いるにはあらかじめ天井自体に補強がなされていないといけません。補強なしではローゼットごとライティングレールが落下する可能性がありますから、「下地センサー」での確認をおすすめします。

 

「コンセントプラグ式」ライティングレール

コンセントの電源をそのまま使うことができるライティングレールです。工事不要というメリットはあるものの、ダクトレールの固定が面倒なことと、天井までの配線を隠さなくてはいけないという2つの弱点があります。

 
弱点1:ダクトレールの取り付けが面倒

天井が石膏ボードの場合、ダクトレールを直接木ネジで取り付けることはできません。強度に不安があるからで、ボード専用のネジやアンカーを使う必要があります。もしくは木製の柱が通っている場所を「下地センサー」で探して取り付けるという方法もありますが、場所は限られてしまいます。

 
弱点2:天井までの配線を隠す必要がある

コンセントからダクトレールまでの配線は非常に見た目が悪いことでしょう。モールと呼ばれるプラスチックの管状のパーツで隠したほうが良いでしょう。モールの固定は両面テープを用いるのが一般的です。

 
旭電機「ELPA ライティングバー・コンセント型」
 
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旭電機「ELPA ライティングバー・コンセント型」は、100V用コンセントに接続できるケーブルが付属するライティングバーです。ベストの方法は天井に近い位置にあるエアコン用のコンセントから電源を取ることですが、問題点は、エアコン用が200Vである場合が多く、オン・オフが難しいことです。変圧器やリモコンコンセントが必要になるかもしれません。

  
ヤザワコーポレーション「ライティングダクトレール」LRシリーズ

ヤザワコーポレーション「ライティングダクトレール」LRシリーズは、シーリング用ローゼットから電源を引くライティングバーに、通常のコンセント用延長コードが付属しています。ローゼットに直接取り付ける簡易タイプと異なり、好きなところにダクトバーを取り付けることができるメリットがありますが、コンセントから電源を引く場合、旭電機の製品と同様の問題点があります。

 
「シーリング用延長コード」を使う

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「シーリング用延長コード」を使って、お好みの場所まで配線をのばすことができます。使い方はシーリング用ローゼットにつなぐだけです。そして「普通の」ダクトレールに配線すれば良いのです。
 
配線はコードに付いているローゼット用プラグを切り取って、ダクトレールに配線をつなぎます。作業自体はかんたんな一方で、屋内配線に当たるかどうかが微妙ですし、不完全だとショートする恐れもあります。自信がない場合はプロに任せたほうが無難かもしれません。

 
「普通の延長コード」を使う

普通の延長コードで天井のダクトレールに配線する方法です。「シーリング用延長コード」と同様、配線は慎重におこなわなければいけませんが、それ以上の注意点はライトのオン・オフが面倒になること。コンセントに「リモコンコンセント」を取り付けるなどの必要があるでしょう。

 

まとめ

以上、プロに工事を依頼することなくダクトレールを取り付ける方法をご紹介しました。費用がかからないというメリットの一方で、見た目が今一つというデメリットがあるのですが、もう一つ重要なデメリットを忘れてはいけません。
 
それはダクトレールの吊り下げ強度に不安が残るところ。ライトだけならまだしも、重量のある鉢植えなどを吊り下げたいと思っているならば、DIYでやってしまうことは避けたほうがよさそうです。