食品や調理器具などを収納するのに便利なパントリーですが、いろいろな物を収納するがゆえに、ごちゃごちゃした見た目になることもあります。特にパントリーに扉が付いていない場合は、間取りによってはリビングなどから丸見えになってしまうことも。こちらでは、パントリーをすっきり見せるための目隠し方法についてご紹介します。
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パントリーの目隠し方法4選
パントリーを目隠しする4つの方法をご紹介します。ごちゃごちゃしやすいパントリーをすっきり見せましょう。
1.ロールスクリーンで目隠し
スクリーンを巻き上げたり下ろしたりすることで、上下方向に開閉できるロールスクリーンです。パントリーの入り口などに設置することで、目隠しができます。フラットな布で、スクリーンを下ろした状態でもすっきりとした見た目です。開けるときは上に巻き上げるため、コンパクトに収まるでしょう。
スクリーンを下ろした状態のときは、インテリアの一部として、その柄や素材感、カラーを楽しめるでしょう。スクリーンの生地は様々です。シースルーで透け感のあるものや、遮光タイプでしっかりと隠せるものなど、好みに合わせて選べるでしょう。防炎、撥水、防カビ、抗菌加工など、キッチンならではの悩みを軽減してくれる生地を選ぶのもおすすめです。汚れが気になる場合は、洗えるタイプを選ぶと安心でしょう。
ロールスクリーンの操作方法には、様々なタイプがあります。主なタイプは、プルコード式とチェーン式です。プルコード式の場合、ロールスクリーンの下にあるコードを引っ張ることで、スクリーンが下ります。少し引き上げて手を放すことで上に巻き戻せます。チェーン式の場合は、ロールスクリーンの端にぶら下がったチェーンで上げ下げの操作をします。立ったまま操作ができるのがメリットです。巻きずれもしにくいでしょう。チェーンのからまり対策や、小さい子供への安全対策として、コードクリップなどでチェーンをまとめておくと安心です。
2.のれんで目隠し
パントリーの入り口などに、のれんを設置する方法もあります。のれん棒や突っ張り棒などで設置できる手軽さも魅力でしょう。
布の形状としては、切れ目があるもの、ないものがあります。のれんの素材は綿、ポリエステル、麻など様々です。洗濯機で洗える素材であれば、汚れが気になりがちなキッチンまわりでも安心でしょう。カラーや柄なども豊富で、インテリアに合わせて選ぶ楽しさがあります。
また、ひものれんと言われる糸状のタイプや、ビーズののれんもあります。パントリーをさりげなく隠せるでしょう。
3.カーテンで目隠し
カーテンで目隠しをする方法もあります。突っ張り棒やカーテンレールなどを設置し、カーテンを取り付けます。カーテンには重いタイプもあるため、突っ張り棒やカーテンレールの耐荷重に注意しましょう。汚れが気になる場合は、洗えるタイプのカーテンを選ぶのがおすすめです。
4.BOX収納で目隠し
調味料や食品のラベルは統一されておらず、並べるだけではごちゃごちゃした印象を与えてしまうことも多いです。パントリーの棚に食品などを直に置くのではなく、BOXに入れて収納することで、すっきりとした見た目になるでしょう。BOXの色や形、素材などをそろえると、統一感が出てより一層すっきりします。中が透けて見えるBOXは、中に何が入っているのか分かりやすいですが、中が見えないタイプの方が見た目はきれいでしょう。BOXにラベリングをするなど、何がどこにあるのか分かりやすくする工夫をすると便利です。
また、収納する物によっては、BOX収納ができない場合もあります。そのような場合には、棚に部分的に布をかけておくという方法もあります。
パントリーとは
キッチンの近くに設けられた収納スペースのことを、キッチンパントリーと言います。キッチンの背面につくられたタイプ、1つの部屋のようになっていて中に入れるタイプなど、その形状は様々です。中に冷蔵庫が入るほどの大きいものや、作業スペースが設けられたものもあります。壁に沿って棚が設けられていたり、引き出し収納があったりと、中のつくりも様々です。
インスタント食品や乾物、米、酒、飲料などの常温で保管できる食品をはじめ、鍋やフライパンなどの調理器具やキッチン家電なども収納できます。災害備蓄を収納するスペースとしても活用できるでしょう。広さによっては、日用品のストックや生活用品、掃除用品などのキッチンで使う物以外も収納できます。
いろいろな物を収納できるパントリーですが、調理中などに必要な物がさっと取り出せるように収納しておくと使いやすいでしょう。何がどこにあるのか分かるようにジャンル分けしたり、BOXや引き出し収納を活用したりするのもおすすめです。パントリーを設置することでキッチンが片付き、すっきりとするでしょう。
まとめ
キッチンまわりをすっきりさせるために便利なパントリー。様々な物を収納すると、乱雑な見た目になることも多いものです。リビングなどから見えないように目隠しをするには、ロールスクリーンやのれん、カーテン、収納BOXなどを活用する方法があります。パントリーの形状などに合わせて、使いやすい方法を選びましょう。
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