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洗面室withトイレで動きやすく掃除もしやすい広々空間を叶える

 

洗面室とトイレを一つの空間にすることで動きやすく掃除もしやすい広々とした空間が叶います。トイレは狭い方が落ち着く。という方には向いていませんが、実は気になっているという方。この空間を作るためのポイントを抑えましょう。

洗面室とトイレ一体のメリットとデメリット

さて洗面室とトイレ一体のメリットはやはり空間が広く使えることで動きやすくなり掃除もしやすいと実際にこのスタイルを取り入れたお客さまのお声は多いです。また解放感があり明るい感じで実際に使っていても気持ちが良い。などもメリットの一つです。そして実際にあったお話ですが、体の具合で車椅子での移動が必要になり、洗面とトイレが一カ所なので本当にスムーズに移動出来て使いやすくて助かった。と言うお声もありました。

コスト面では空間が一つになるコトで扉が一カ所で済むことや造作の間仕切り壁がいらなくなるため多少のダウンには繋がります。その分造作の収納棚を設置するコトや洗面のグレードを上げたりなどできるかもしれませんね。

さて反対にデメリットはやはりお住まいの方の人数によっては洗面、トイレを使う時間帯が重なり返ってストレスになってしまうケースもあります。今までもお住まいの方2人~3人。あるいは別にトイレがもう一カ所ある方。などがこのスタイルを取り入れるケースが多いです。一緒にお住まいの方と良く話し合って進めると良いですね。

要注意な洗濯機

さて洗面室には洗濯機。と当たり前に思うかもしれませんが、必ずしもそうでなくては良いのです。洗面とトイレ一体の空間に洗濯機を置くコトでその部屋を使用する時間も場所もさらに必要になります。洗濯は家事行為の一つ。別に設けるのも一つの考えです。廊下の収納の一部に洗濯機を置いたり、キッチンスペースに置いたり、家事室を設けたりなど方法はいくつかあります。

使い勝手を心配するかもしれませんが出来上がると体の動きも当たり前のように慣れます。洗濯機を別にするコトで空間もスッキリします。ぜひこのポイントも合わせて考えてみましょう。

まとめ

リノベーションではトイレなど排水の位置でどの程度空間を変えるコトができるのか決まります。まずは要望を伝えて、自分たちの理想に近い空間が可能かどうか確認しながら進めていき実現させましょう。

ライタープロフィール|真栄城 あさみ

真栄城あさみ
インテリアコーディネーター/自宅収益化プロデューサー
300件以上の自宅・店舗プロデュース。
サポート歴16年目。現在は本場ロンドンから最新情報を発信。
自宅空間を好きなコトで収益化し自由な働き方を叶える。
仕事も暮らしも心から楽しむ人を増やすことを使命に活動中。

HP: https://amudesign-m.com
Instagram: asami_maeshiro