黒系の内装は勇気がいるかもしれませんね。しかし写真のように床材に木を使うと古民家や山小屋のようなホッとする落ち着く空間が得られます。さて今回は内装に黒系を使用する際の絶対に外せないポイントをお届けします。
どの範囲までやる?
黒系の色をLDKの内装メインにする場合、どの範囲までやるのかがポイントになります。空間全体に取り入れたり、一部は木を貼ったりしながら合わせても美しいです。
キッチン前はタイルを貼るなど、黒系に異素材を合わせるとまた雰囲気がでるのでおすすめです。どの範囲まで黒を取り入れるのか天井の仕上げはどうするのか打ち合わせの際に確認しながらすすめましょう。
明るさ感の確認
黒い壁の場合、照明の光はほとんど吸収されてしまうため光は広がりません。そのため空間全体が明るい雰囲気は得られませんがその変わりに落ち着いた趣のある雰囲気作りが可能です。手元に明るさが必要な部分、例えばキッチンの天板上部やダイニングテーブル、ソファに寛いだ際に何か読みモノをする時など明るさが足りているか確認しましょう。天井からの照明だけでなくスタンド照明なども組み合わせるとより機能的でありながら雰囲気も得られます。
これだけは知っておこう!
年齢によって感じる明るさ感やモノの見え方が異なります。自分には十分明るいと感じても高齢の方には暗く感じる場合があります。もしご家族にご高齢の方が一緒に住まわれる場合で黒系の内装にする場合、照明の計画には十分注意して担当者とすすめましょう。
まとめ
視線の先に外に面した大きな窓があるコトで閉塞感がなくなります。暗がりの中から見える外の明るい景色はまさに昔の古民家のようです。大きな窓があり外との繋がりがあるおうちには黒系の内装もフィットします。興味のある方は上記の注意点を考慮しながら検討出来ると良いですね。
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