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中古マンションをリノベーション前提で購入。物件選びのポイントとは?

首都圏を中心にマンションの販売価格が高騰傾向と言われます。このため、リノベーションを前提に中古マンションを購入する方が増えているようです。

一方で中古マンションを購入する機会は少ないため、選び方が分からないという方がいます。購入後のトラブルを避けるためにも、中古マンションは慎重に選びたいですね。

本記事では、リノベーション前提で中古マンションを選ぶ際のポイントについてご紹介します。中古マンションを購入予定の方はこの記事を参考にしてください。

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中古マンションを選ぶ際に押さえておきたいポイント

中古マンションを選ぶときには部屋の広さや間取りを重視することに加えて、共用部分や建物の周辺にも気を配りましょう。ここでは、中古マンションを選ぶ際に押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。

物件の状態

中古マンションを選ぶときには物件の状態をチェックしておきましょう。見た目がきれいな建物でも、壁紙にカビが生えていたり水回りの部分で水漏れが起きていたりしているケースもあります。カビや水漏れは大規模な修繕が必要な場合も多いので、避けた方がよいでしょう。

建物の状態を確かめる際にはインペクション調査がおすすめです。インペクション調査とは国土交通省の定める講習を修了した建築士が行う調査のことです。建物の基礎の状態や雨漏りによる劣化などを正確に把握できます。

共用部分の手入れ

共用部分とはマンションの所有者が共同で使う部分のことです。主な共有部分としてエントランス、エレベーター、廊下、階段などがあります。

マンションの中には専有部分はきれいな状態を保っているものの、共用部分にヒビやカビなどが発生しているケースも見かけます。これらの現象を見つけた場合には、その物件は避けた方がよいでしょう。

周辺施設の環境

中古マンションを選ぶときにはマンションの周辺の様子を確かめておきましょう。コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどの普段から利用する施設、薬局や病院などのいざというときにあると便利な施設の有無や距離なども確認します。

街の様子は昼と夜で大きく変わることもあります。日中は閑静でも、夜になると騒音が聞こえるといったことも。駅やバス停からは近いものの、マンションまでの道が暗いというケースもあるでしょう。時間帯を変えてマンションの周辺をチェックしておくのがおすすめです。

子どものいる方は、幼稚園、保育園、小学校、中学校などの教育施設、遊具のある公園なども確かめておきましょう。

近隣住民の生活状況

マンションに暮らす場合には近隣住民とのコミュニケーションは欠かせない要素のひとつ。トラブルを避けるためには、マンションに住む住民の雰囲気や年齢層などを確認しておきましょう。

エントランスにある掲示板に貼られた騒音、共有部分でのマナー・ルール案内や、ゴミ出しに関する注意書きなども参考になります。内容をチェックして、大きなトラブルの有無を調べておきましょう。

中古マンションを購入する際にチェックしておきたいポイント

リノベーション前提でマンションを購入する場合には、修繕計画の有無や建物の状況確認も必要です。ここでは、中古マンションを購入する際にチェックしておきたい3つのポイントを見ていきましょう。

価格

マンションには適正価格が存在します。適正価格とは客観的に見ても妥当な価格のことで、マンションの購入では適正価格の見極めが重要と言われます。

マンションの中には、売主の希望で販売価格を高く設定している場合もあります。一方で適正価格よりも安く販売しているものの、投資用のオーナーチェンジ物件として販売しているマンションもあります。マンションを購入する際には適正価格に近い価格で販売しているのかを確かめましょう。

修繕積立金の状況

マンションの共有部分は定期的に修繕をします。修繕では修繕積立金が使われますが、マンションの中には十分な修繕積立金がないところもあるようです。

修繕積立金が不足していると修繕が難しくなったり、修繕の前に修繕積立金を徴収されたりすることもあります。トラブルを避けるためにも、修繕のチェックをしておきましょう。修繕積立金は「重要事項に関わる調査報告書」という書類で確かめられます。

リフォームの有無

中古マンションの中にはリフォーム済の物件もあります。リフォーム済みのマンションでは、もともとの物件価格に内装工事費を上乗せしていることもあり得ます。全ての部屋をリノベーションする場合には、部屋が汚れていても構わない条件で、価格交渉するものよいでしょう。

まとめ

中古マンションをリノベーションすれば、新築マンションと同じような快適性も得られます。新築マンションの購入が難しい場合、中古マンションのリノベーションがおすすめです。

中古マンションを選ぶときには建物の状態、共用部分の手入れ、周辺施設の環境、近隣住民の生活状況などをチェックしておきましょう。また、修繕積立金の状況やリフォームの有無などの検討もお忘れなく。様々なポイントを念頭に入れて希望の物件を購入し、リノベーションで理想の住まいづくりを目指しましょう。

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