こんにちは!片づけクリエイターのはせがわあかねです。
「こどもから目が離せなくて家事が捗らない!」「おもちゃがすぐに散らかって困る!」
これは、3歳くらいまでのこどもを持つ子育て世代の家庭でよく耳にするお悩みです。それもそのはず、こどもは“小さな怪獣”なのです。そこで今回は、小さな怪獣との生活をもっと楽しく穏やかに過ごすための間取りとおもちゃ収納のワンポイントについて解説していきます!
事例集ダウンロードはこちら
子育てしやすい家って、どんな家?
子育てをしている家庭で必ずと言っていいほど親が頭を悩ますのが、部屋が散らかる・片付かないといった問題です。特に0~3歳頃のこどもは好奇心の塊。散らかすのが仕事のような時期ですから、片付けて→出しての無限ループにうんざりしてしまうことも多いですよね。また、時にこどもは親の想像を超える行動を執ることがあります。家の中とは言っても思わぬ事故や怪我などの危険性があり、目が離せないということも悩みの種です。
つまり、『子育てがしやすい家』=『 安心・安全で片付けがしやすい家』というわけです。では、『子育てがしやすい家』にはどのような間取りがあるのでしょうか?リノベーション事例を見てみましょう。
1)広々リビングにキッズスペースのある家
こちらは、リビングを広くとり、その一角をキッズスペースとして使用している事例です。リビングにこどもの遊び場があると、家事をしながらいつでも様子が確認できて安心ですね。
◎おもちゃ収納ワンポイント:遊び場をゾーニング!
ひとつの部屋の一部分にこどものスペースを設ける場合は、“遊ぶ場所”と“それ以外の場所”をハッキリさせることで、空間にメリハリがついておもちゃが散乱にくくなります。写真のようにサークルを設置するのも良いですし、ラグやジョイントマットを敷いて床面を区切るのも効果的です。
事例:「vol.36【リノベ|インタビュー】センターコアの回遊動線が面白い!「親子3人並べるリビング書斎」から続くストーリー」
2)リビング横にガラス扉のこども部屋がある家
こちらの事例は、リビング続きの一室をこども部屋として活用しています。扉はガラスの引き戸となっており、開けていても閉めていても中に居るこどもの様子が見られて安心です。天井にカーテンレールが取り付けられているので、来客時などはサッとカーテンを閉めるだけで部屋がスッキリするという仕掛けも。
◎おもちゃ収納ワンポイント:片づけのハードルは低く!
収納の分類が細かすぎたり、戻す場所が不便なところにあると、こどもは片付けてくれません。特に幼児のうちは「おもちゃはガラス扉の向こう側にあればOK」といった具合に、片付けのルールはわかりやすく、簡単にすることが大切。収納はポイポイ入れられる“ざっくり収納”がオススメです。
事例:【リノベ|インタビュー】物量に合わせた大容量収納を実現、将来を見据えた2LDKリノベ」
3)趣味部屋と共存する子供部屋のある家
こちらも、リビングに隣接する部屋をこども専用のスペースとして使っている事例です。左側に見えるのは旦那様の趣味の部屋。部屋と言っても個室でなく、上部の隙間から反対側を見下ろせる半個室の仕様です。自分の時間を楽しみつつ、こどもにも気を配ることができる間取りとなっています。
◎おもちゃ収納ワンポイント:ラベリングでステップアップ!
モノの分類が出来るようになってきたら、ざっくり収納からステップアップ!写真のバスケット収納のように、表にラベリングをしてみましょう。ラベルはパッと見て中身がわかる写真やイラストがオススメ。遊び感覚で片付けができるようになりますよ。
事例:【リノベ|インタビュー】リビングとゆるくつながる「ガラス戸&腰壁空間」で子育ても自分も楽しむ家づくり
まとめ
いつでもこどもの姿が見える間取りは、安全面だけでなくこどもの成長を間近に感じられることが利点です。今回紹介したような間取りであれば、心穏やかにのびのびと子育てが出来そうですね。
それぞれで解説したおもちゃ収納のワンポイントを活用して、是非ストレスフリーな子育てライフを楽しんでくださいね!
事例集ダウンロードはこちら