この記事を書いたのは
はせがわ あかね|整理収納アドバイザー
作業療法士として働きながら、整理収納・子育て・インテリアなど暮らしに役立つアイデアを発信。
あなたらしく「暮らしやすい」空間づくりを提案します
こんにちは!片づけクリエイターのはせがわ あかねです。
いよいよ夏本番。お友だちと遊んだり、家族で旅行やキャンプを楽しんだり…何かと外出の機会が多くなる夏休みですが、こういった長期の休みこそ家の中を整える絶好のチャンスです。そこで今回は、夏休み中にしておきたいこども関連グッズ2つの整理収納についてお伝えします。
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夏休み中に片付けたい2つのこどもグッズ
掃除や洗濯などの家事に比べて、モノの整理や部屋の片付けはつい後回しにしてしまいがちですよね。特に細々としたこども用品の片付けは「いつかやろう」と思いつつも、ヨシ!と気合いを入れなければなかなか手をつけられないもの。先延ばしにし続けた結果、その「いつか」が来ないまま夏休みに突入したという家庭も多いのではないでしょうか。
こどもの持ち物に限らず、モノがなかなか片付かないのは「収納」の前段階である「整理」ができていないことがひとつの要因です。何をどのくらい持っているのか?何が必要で何が不要なのか?ひとつひとつのモノと向き合うことが「整理」です。整理は、モノの所有者・使用者が判断するのが基本。ですから、こどもが使うモノに関してはこども自身が整理に参加する必要があります。
しかし、持ち物全てを1つずつ整理していくのはとても大変な作業です。そこでこの夏は、サクッと確実に片付けられるよう、以下の2箇所だけでも整理することをオススメします。
「こどもの作品」の整理収納
図工の授業で作った作品、「とりあえず」保管していませんか?水彩画や版画など平たいモノは比較的保存しやすいですが、立体的な作品は大きさも形もバラバラで収納しにくく、全てを残しておこうとするとそれなりにスペースが必要となります。
こどもの作品は、「こども自身が残したいと思うモノ」+「親が残したいと思うモノ」以外は、潔く手放してしまいましょう。厳選した作品は、クラフトボックスなどに入れて収納しておきます。頻繁に出し入れしないモノなので、ホコリよけに蓋がついていると◎
「せっかく作ったのに手放すなんて勿体ない…」と感じる場合は、作品の写真を撮影してプリントし、一冊のアルバムにまとめてオリジナルの「作品集」にするのもオススメです。作った当時のことを書き入れたりして、夏休みの自由研究にしてしまうのもアリですよ。
「こども服」の整理収納
こどもの成長は本当にあっという間。昨シーズン着ていた服がもう着れない、なんとこともよくありますよね。夏が終わればすぐに肌寒い時期がやってきます。慌てて衣替えをする前に、夏休みのうちにどんな服をどのくらい持っているのか把握しておきましょう。
こども服整理の基準は、「サイズ」と「好み」です。年齢とともにこどもの服の好みも移り変わっていきますから、サイズがちょうどよくても本人の好みではなくなっているという可能性も充分考えられます。着れるか?着れないか?服のサイズ確認だけでなく、「着たい?」「着たくない?」とこどもの意思を尊重しながら進めていくのがコツです。
サイズアウトした服や好みでなくなった服はいつまでも手元に置いておかず、友人に譲ったりリサイクルに出して第2の人生へと送り出してあげましょう。
まとめ
普段はなかなか時間がとれず後回しにしてしまうことも、夏休みならチャレンジしやすいはず。どんどん増えていくこどもの作品、移り変わりが激しいこども服。これら2つを整理するだけでも、頭とお部屋の中がスッキリ軽くなりますよ。
「いつかやろう」を「今やろう」。今年の夏休みこそ、こどもと一緒にモノの整理をしてみてはいかがでしょうか?
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