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働くママにゆとりを!キッチンの時短収納術


この記事を書いたのは
はせがわ あかね|整理収納アドバイザー
作業療法士として働きながら、整理収納・子育て・インテリアなど暮らしに役立つアイデアを発信。
あなたらしく「暮らしやすい」空間づくりを提案します


こんにちは!片づけクリエイターのはせがわ あかねです。

家事に育児に仕事にと、働くママは毎日が時間との勝負。1日の中で最も慌ただしくなるのが、「食事の準備・後片付け」の時間だったりします。時間がないと心にも余裕がなくなり、つい家族に厳しくなってしまうことも…。

そこで今回は、そんな多忙なママに知って欲しい、キッチンの時短収納術をご紹介します。

 

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キッチン収納を見直すと家事が楽になるワケ

朝から朝食にお弁当作り、夜は他の家事をこなしながら夕飯の準備と後片づけ……1日の始まりから終わりまでフル稼働の主婦業務。特に食事に関する家事は1日1回以上、一定のサイクルで必ずやってくるためプレッシャーも大きいですよね。

ですから、食事に関すること、場所で言うと「キッチン」の収納を見直すことが家事をもっと楽にする一番の近道となります。

それではここから、キッチン収納で時短を叶える具体的な3つの方法を見ていきましょう。

「グルーピング収納」で時短

グルーピング収納は、整理収納の考え方の一つで、使う用途やタイミングが同じモノをひとまとめにしておくという方法です。

例えば、朝ごはんがパンの時。バターやジャムなど使うアイテムがひとまとめになっていたら、便利だと思いませんか?同様にごはんの場合でも、ふりかけや納豆などがまとめてあれば、冷蔵庫からアレコレ取り出さず食卓にポンと出すだけでOK。このように「◯◯セット」でグルーピングすると、朝食の準備を短縮することができます。

お弁当についても、ピックや使い捨てのカップなどのグッズを取手付きの容器にまとめて収納したり、引き出しのひとつをお弁当グッズ専用にすることで作業が格段に捗ります。

「ワンアクション収納」で時短

キッチンには、調理道具や食器など様々なアイテムがあります。モノが増えてくるとスペースが圧迫され、つい重ねて収納してしまいがちですが、これは作業効率が下がってしまうNGな収納例です。

一分一秒でも余裕が欲しいママには、モノを重ねない「ワンアクション収納」がオススメです。モノの出し入れは引き出しを引くだけ、戸棚を開けるだけ、できるだけ重ねず立てて収納すること。作業が単純になるので、面倒なキッチン周りのお掃除も楽になります。

「最短動線の収納」で時短

最後にお伝えするのは、モノを収納する「場所」についてです。まな板はシンクの下に収納するもの、鍋はコンロの下にあるのが当たり前……など、育ってきた環境によって頭に刷り込まれていたり、元々のキッチンの仕様にあわせてなんとなく収納していませんか?この「当たり前」と思い込んでいることこそが盲点です。

キッチンアイテムの収納場所は、そのアイテムをいつ・誰が・どのように使うかを考える必要があります。先ほど例に挙げた鍋ですが、主に食材を茹でる時に使っているのならば、コンロの下よりも水を入れやすいシンク下の方が動線が良いということになります。また、食器類は全て食器棚に収納していることが多いですが、お水を飲むコップはシンク近くに、コーヒーカップはケトルやコーヒーセットの近くに収納するなど分散させる方が作業効率が良くなることがあります。

作業する動線がギュッと短くなれば、作業時間も短縮することができます。

まとめ

「グルーピング」、「ワンアクション」、「最短動線」の3点を意識することで、キッチンの作業時間を時短することができます。家事の中でも働くママのストレスとなりやすい調理がスムーズになると、家族で囲む食事の時間にも、ママの心にも余裕が生まれます。

キッチンにあるモノの収納を見直して、時間と心にゆとりを取り戻してみてはいかがでしょうか。

 

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