この記事を書いたのは
はせがわ あかね|整理収納アドバイザー
作業療法士として働きながら、整理収納・子育て・インテリアなど暮らしに役立つアイデアを発信。
あなたらしく「暮らしやすい」空間づくりを提案します
こんにちは!片づけクリエイターのはせがわあかねです。
「素敵な雑貨を飾ったのに何故かおしゃれに見えない」「模様替えをしても部屋が垢抜けない」そんな経験はありませんか?それはもしかしたら、部屋の軸となるコンセプトがブレているからかもしれません。
そこで今回は、部屋をおしゃれに見せるための考え方と、インテリアのテイスト別におすすめの収納アイテムをご紹介します。
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おしゃれなインテリアを作るには?
あなたの部屋には「コンセプト」がありますか?答えが「NO」なら、部屋がおしゃれに見えない原因はそこにある可能性も。
部屋のコンセプトとは、そこでどのような暮らしをしたいか?という基本的な考え方のこと。コンセプトが決まると、目指すべきインテリアの方向性をある程度絞ることができます。
例えば、「家族みんなが寛げる温かみのある家」がコンセプトであれば、インテリアはナチュラルや北欧テイストなどがオススメです。逆に、「とにかく生活感のないかっこいい家」をコンセプトにするなら、ホテルライクなモダンインテリアやSOHOインテリアなどのスタイリッシュなテイストを土台にすると良いでしょう。
つまり、部屋をおしゃれに見せるためには、まずコンセプトをしっかりと決めること。そこから、インテリアのテイストを絞っていきます。なんとなくの感覚ではなくきちんと言語化・イメージ化することで、インテリアの軸がブレずまとめりのあるおしゃれな部屋へと近づきます。
インテリアテイスト別おすすめ収納アイテム
ナチュラル、シンプル、インダストリアル、レトロなど……インテリアのテイストには、たくさんの種類が存在します。中には、複数のテイストがミックスされているものも。
「BOHOインテリア」がその一例です。BOHOの「BO」はボヘミアンの「BO」、BOHOの「HO」はSOHOインテリアの「HO」から来ている造語です。
民族的なボヘミアンインテリアと都会的でスタイリッシュなSOHOインテリア。一見、対照的な2つのスタイルですが、小物や家具・色使いなど絶妙なバランスで掛け合わさっているのがBOHOインテリアなのです。こういったミックスインテリアは、部屋の中に配置するアイテムを変えることで印象を操作することができます。
それではここから、いくつかテイストをピックアップしてそれぞれにオススメのアイテムをご紹介します。
ナチュラル×ヴィンテージに合う収納アイテム
ほっこりとかわいらしい自然派インテリアと個性や深みが感じられるインテリアのミックススタイルです。
●ナチュラル感を強めにするなら……
ナチュラルなインテリアは、色使いがポイントです。明るめの柔らかいカラーを使うことでナチュラルな印象が強くなります。
キャスター付きで移動が簡単、さらに収納力も抜群なこちらのハンガーラックがおすすめ。くすんだグリーンが可愛らしいナチュラルな雰囲気を醸し出してくれます。
●ヴィンテージ感を強めにするなら……
使い込まれた木材を彷彿とさせる味わい深い色味の収納アイテムがオススメです。
真ん丸フックがユーモラスな荷物掛け。帽子を掛けたり、上着やカバンを掛けたり意外と汎用性の高いアイテムです。
3段式のディスプレイシェルフです。食器、雑貨、グリーン、コレクションアイテムなどを見せながら収納することが可能です。
ホテルライク×インダストリアルに合う収納アイテム
工業的で無骨さのあるインテリアと洗練された都会的なインテリアのミックススタイルです。
●インダストリアル感を強めにするなら……
アイアンやスチールなど、工業的な要素のある素材を使ったアイテムとの相性が◎
アイアンの重厚な素材と空間に溶け込みやすいシンプルなデザインがかっこいいマガジンラックです。
●ホテル感を強めにするなら……
細身でスタイリッシュなフック。正面からも両サイドからも引っ掛けられる点がメリットです。
北欧×和モダンに合う収納アイテム
温もりのあるデザイン性の高いインテリアと、日本の伝統を感じさせるインテリアのミックスです。
●北欧感を強めにするなら……
温かみのある木材など、自然素材を使ったアイテムがオススメ。
スリット入りのオーク材の素材感が前面に押し出されたキッチンキャビネットです。
●和モダンな雰囲気を強めにするなら……
深みのあるカラーリングや、スタイリッシュなデザインのアイテムとの相性抜群です。
HAGSアイテム:箱型シェルフ V-TISS LIGHT ボックスユニット-ハーフ浅型
空間にモダンな印象を与える薄く端正な箱家具。壁付けで幅を取らないので、小物のディスプレイだけでなく実用的な収納としても良いですね。
まとめ
おしゃれなインテリアを作りたいのなら、まずすべきことは部屋のコンセプトを決めることです。コンセプトが決まったら、インテリアのテイストを決めていきましょう。テイストは一つだけでなく、自分流にミックスしてみるのも面白いですよ。また、アイテム選びひとつで部屋の雰囲気が変わりますので、模様替えやモノの入れ換えの際には参考にしてみてくださいね。
インテリアに正解・不正解はありません。どのような暮らしがしたいかというイメージをもとに、自分が「心地よい」と感じられる空間作りをしていきましょう。
事例提供:M DESIGN
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