リノベーションで人気の壁掛けテレビ。なんとなくおしゃれなイメージはあっても、どんなメリットがあるのか、どんなコーディネートが良いのか、具体的に思い浮かばないという方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、壁掛けテレビの3つのメリットと、実際にリノベーションされた方のなかから選んだおすすめ事例を5つご紹介します。
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壁掛けテレビ3つのメリット
テレビを壁掛けにすることで、以下の3つのメリットがあります。
・すっきり見えて空間を有効活用できる
・掃除がしやすい
・倒れる心配が少ない
それぞれのメリットを詳しくご紹介します。
すっきり見えて空間を有効活用できる
壁掛けテレビの1番の魅力は、なんといっても見た目がすっきりすることです。
テレビの脚がなくなり壁からの距離も取らないため、整然とした印象を作ることができます。リノベーションをする際は、配線が隠れるような工事をすることで、よりすっきりと見せることができます。
テレビを壁に掛けると、空間を有効活用できる点も魅力のポイント。
テレビ台が必須ではなくなるため、そのまま何も置かずに余白を楽しむのも良し、好きな家具や雑貨、グリーンなどを飾ってアレンジするのも素敵ですね。
また、雑然としがちなテレビの脚やコードがないため、テレビ背面の壁にアクセントをつけるのもおすすめです。好きな色や柄の壁紙を選んだり、レンガやタイルなどを設置したりして、理想の空間コーディネートを楽しみましょう。
掃除がしやすい
壁掛けテレビは、掃除のしやすさも魅力のひとつ。
ほこりの付きやすいテレビの脚やコードがないため、こまめな掃除が必要なくなります。
テレビ台が不要になるので、今まで手の届きにくかったテレビ背面や、テレビ台周りの掃除の手間が一気に省けるでしょう。
壁掛けテレビは、いつでもキレイをキープしたいという方にぜひおすすめです。
倒れる心配が少ない
壁掛けテレビは壁にテレビを固定するため、誤ってぶつかって倒してしまったり、地震などの揺れで転倒したりする恐れが少なくなります。
重いテレビの下敷きになって怪我をするリスクや、テレビが破損する恐れも少なくなるのがメリットです。小さな子供やペット、高齢の方が居るご家庭の事故防止に一役買うでしょう。
おしゃれな5つの壁掛けテレビ事例
ここからは、壁掛けテレビを取り入れたリノベーション事例を5つご紹介します。
すっきりさを生かしたコーディネートや、壁掛けテレビを主役にしたスタイル、さらに壁面の素材にこだわった事例などさまざま。
お好みのスタイルを見つけるヒントにしてみてください。
シンプルな白壁を利用した事例
ベーシックな色合いの床タイルと白壁のシンプルなインテリアに、整然とした印象を作る壁掛けテレビがよく似合っています。配線を隠しテレビ台も置かないことで、生活感のないすっきりとした空間になりました。最低限の家具やインテリア雑貨だけを置いた余白のある空間は、心も落ち着きそうですね。
ホワイト×木目インテリアに馴染ませた事例
温かみのある木目をフローリングや柱、家具に取り入れたナチュラルな空間に、テレビや恋色の階段が良い引き締め役になっています。吹き抜けの広い壁面やテレビ上部の天井にダウンライトをつかうなど全体的にフラットで開放感にあふれるお部屋ですから、すっきりと設置できる壁掛けテレビがよくなじんでいます。
スポットライトでムーディーに演出した事例
グレーをベースカラーにした、スタイリッシュなリビング。生活感の出にくい壁掛けテレビにしたことで、お部屋の雰囲気を壊さずに洗練された印象を作り上げています。
お部屋をスポットライトでライトアップすることで、ムーディーな空間を演出。配線を隠した壁掛けテレビがまるでアートのように浮かび上がりました。
背面壁にオーク材を取り入れた事例
一部の壁にオーク材を取り入れ、空間のアクセントに。テレビを壁掛けにすればすっきりして、壁のデザインが映えます。温かみのあるライトを使うことで、リラックスできる空間を作り出しています。テレビ背面の壁はフォーカルポイントにもなるので、壁の色や素材にこだわれば理想のインテリアを作り上げることができますよ。
OSB合板をテレビ背面に使用した事例
テレビの背面には、建築の構造材やDIYでも使われるOSB合板を使用しています。テレビを壁掛けにしてすっきりさせることで、存在感があっておしゃれなOSB合板が一層際立ちます。全体的に木の温もりを感じられる、落ち着ける空間に仕上がりました。
まとめ
壁掛けテレビは、すっきりとした印象になること、掃除の手間が省けること、また転倒する恐れが少なくなることがメリットです。
テレビを壁掛けにするためには、壁の補強や配線の整備、コンセントの造設などが必要になります。一度工事をするとレイアウトの変更は難しくなるため、あらかじめどこにどんな高さで設置するのか、配線はどうするのかなどをしっかりと考えておきましょう。
テレビを壁掛けにすると、テレビ周りを有効活用できたり、背面の壁にアクセントを取り入れたりとコーディネートの幅が広がります。今回ご紹介のおすすめ事例を、インテリア作りの参考にしてみてくださいね。
writing:endang38
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