家にいながらも旅行に来たような非日常感を味わいたいなら、ホテルライクな空間にリノベーションしてみませんか。上質で高級感がある空間で過ごせると、家での時間が特別なものに感じられるかもしれません。
今回は、ホテルライクなリノベーション事例を6つご紹介します。色を統一してすっきりとスタイリッシュに見せた事例や、収納に配慮して生活感を抑えた事例が登場します。ホテルライクな空間づくりの参考にしてみてください。
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LDK
まずはホテルライクなLDKの事例を2つご紹介します。
事例1|吹き抜け天井で開放感のあるLDKを実現
2階建ての一部を吹き抜けにして、開放感のあるLDKを実現した戸建てリノベーションの事例です。広々としたLDKには、ガラステーブルや直線的なデザインのチェア・テーブルといったモダンな家具を配置し、高級感のある装いに仕上げています。余計なものを置いていないためすっきりとしており、それぞれの家具の存在感が際立ちます。
LDKは広大な庭に面していて、窓から視界が開けるのも特徴です。大きな掃き出し窓を開けると、ウッドデッキや庭まで広がりのある空間となり、開放感がアップします。まるでリゾートホテルに来たような気分で、くつろぎの時間を過ごせそうですね。
事例2|モノトーンでまとめてすっきりとした空間に
LDK全体をモノトーンでまとめ、シンプルですっきりとした印象に仕上げています。フローリングは、自然塗料で仕上げたオーク無垢材を使用しており、木の素材感を感じられる仕様に。素材の良さが、空間をブラッシュアップしてくれます。
キッチンの壁には、繊細な模様を施した輸入タイルを取り入れています。キッチンには、生活感を出さないような工夫がされているのもポイントです。冷蔵庫置き場をリビングから見えない位置に配置し、カウンター収納や引き戸付きの食器棚、パントリーといった収納をたっぷり設けています。
壁や床、天井はもちろん、ソファやダイニングセットなどの家具、一角に設けられたワークスペースも、徹底的にモノトーンで統一されており、高級感のある装いです。
寝室
寝室がホテルのような空間だと、1日の疲れを癒しながら、ゆっくりとした時間を過ごせそうですね。ホテルライクな寝室の事例を2つご紹介します。
事例3|色の統一や収納の確保ですっきり空間に
ホワイトや木材をベースとした、シンプルな装いの寝室です。ベッドリネンもホワイトで統一しており、清潔感がありますね。ホテルライクなお部屋をつくるには、統一感を出すことも大切なポイントです。
本などを収納する棚も、ベッドから手が届く位置に備えられていて、簡単に片付けられる工夫もされています。収納まで考えることで、生活感を抑えたすっきりとしたお部屋を保つのに役立ちます。
就寝前の時間をそれぞれがリラックスして過ごせるように、各ベッドに照明が設置されています。読書などをして、ゆっくりとくつろげそうですね。
事例4|まるで高級ホテルのような寝室
ホワイトとゴールドを基調とした、ゴージャス感のある寝室の事例です。オシャレなヘッドボードが寝室のアクセントになっており、まるで高級ホテルの一室を訪れたような上質感が漂います。
天井照明だけでなく、ブラケットライトやテーブルスタンドも取り入れ、照明計画にも配慮されています。ベッドから手が届く距離には、ちょっとした小物置きに便利な棚が設置されており、機能面に配慮されていることもポイントです。
寝室の一角には、2人並んで使える広々としたドレッサーを設えており、就寝前のスキンケアや起床後の身支度に使えます。引き出し収納も兼ね備えていて、寝室をすっきりと片付けられる仕様です。
サニタリー
洗面やお風呂などのサニタリーも高級感のある装いにすると、使う度に気分が上がりそうですね。ホテルライクなサニタリーの事例を2つご紹介します。
事例5|スタイリッシュで広々設計な洗面スペース
ホテルにある洗面スペースのような、シンプルでスタイリッシュなデザインが特徴です。モノトーンですっきりとまとめられています。
2人並んでも広々と使える設計のため、混雑しやすい朝の時間帯もスムーズに使えるでしょう。大きな鏡は、光を反射させて部屋を明るく見せてくれる効果や、空間を広く見せる効果が期待できます。空間に余裕があるように見せることは、ホテルライクなお部屋づくりにおいても大切なポイントです。
洗面スペースは、洗剤類や化粧小物などで散らかりがちですが、洗面下などにたっぷりの収納を設置しているため、隠す収納で整頓できます。
事例6|ホテルライク×ユニークな間取り
こちらは、家全体が三角形という変わった間取りのリノベーション事例です。サニタリーが一体となった、ユニークな間取りでつくられています。お風呂やトイレ、洗面のそれぞれに開口部が設けられており、光が差し込んで空間を明るく照らしてくれます。
内装は、カーキとベビーピンクの2色で塗装し、絶妙なカラーリングで仕上げています。定番ではないものを選び、オリジナリティあふれる空間を実現しました。
画像では分かりませんが、洗面の鏡の横にニッチを設けており、洗面小物を収納するスペースを確保しています。ニッチとは、壁の厚みを活用してつくられた棚のことです。鏡やニッチのフレームにはアイアンを使用しており、空間をスタイリッシュに引き締めます。
まとめ
高級感や上質感が漂うホテルライクなリノベーション事例をご紹介しました。色や素材を統一させ、空間や開口部に広さや余裕を持たせると、ホテルライクな空間づくりに役立ちます。照明を複数設置して光による演出をしたり、すっきりしまえる収納をつくって、生活感をなくしたりすることもポイントです。
今回ご紹介した事例も参考に、ホテルライクなお部屋をつくってみてはいかがでしょうか。
writing:ハナミ
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