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オシャレな「パントリー」のリフォーム・リノベーション事例をまとめてみましたPart2

事例提供:プラスリノベ

食料品の保管庫であるパントリーは、家族分の食料品を買いだめしておくのに便利なだけでなく、防災用の食料備蓄スペースとしても重宝するため、リノベーションでも人気の設備となっています。パントリーと一口に言っても、省スペースな壁付けの棚のようなものから、ウォークインの大容量なものまでさまざまです。

今回は、そんなパントリーのオシャレなリフォーム・リノベーション事例をタイプ別に紹介していきます。

 

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壁付けの小規模パントリー事例

パントリーというと、まとまったスペースが必要に感じるかもしれませんが、キッチン周りのわずかなスペースを上手に使えば、ちょっとしたパントリー収納を設けることも可能です。まずは、スペースが限られた部屋でも設置可能な小規模パントリーの事例を見ていきましょう。

事例1:クローズでも使えるスッキリパントリー

事例提供:リアルキューブ

1つ目に紹介するのは、キッチンの背面に設けられた壁付けタイプのパントリーの事例です。棚板が可動式になっているので、収納したいもののサイズに合わせて自由にレイアウトできるのが嬉しいところ。スペースを有効活用した収納は、キッチン周りのものを置くには十分の奥行きがあり、食器やかさばる食品も十分に収納できます。

このパントリー最大の特徴と言えるのが、扉が付いていてクローズでも使える点。食器や食品を収納するとどうしても雑多に見えてしまいがちですが、扉を閉めておけばキッチンをスッキリと見せることができますね。

事例2:小さなスペースも無駄にしないコンパクトパントリー

事例提供:田中建設

1つ目の事例と比べても、さらにコンパクトなのがこちらのパントリー。II型(セパレート型)キッチンの間の壁をくり抜くように設けられた縦長のパントリーは、棚が可動式となっており、幅に比べて奥行きが深めに取られているのが特徴です。市販のケースやバスケットを合わせれば、使い勝手のよい収納スペースになることでしょう。

たとえ面積が限られた部屋であっても、キッチンに少しでもスペースがあれば小規模なパントリーを設けることができます。

ウォークインパントリーの事例

続いては、食材や食器をまとめて収納しておける、ウォークインタイプのパントリーを取り入れたリフォーム・リノベーション事例を見ていきましょう。

事例3:アーチ型の入口がオシャレなウォークインパントリー

事例提供:リボーンキューブ

ウォークインタイプの1つ目に紹介するのは、キッチンの突き当たり部分に設けられたコの字型のパントリーです。買いためた食料品や使用頻度の低い食器などをまとめて収納しておけるので、キッチンに物があふれずスッキリとした空間を演出できますね。

収納スペースであるパントリーは、なかなかオシャレに演出するのが難しく思うかもしれませんが、入口をアーチ状にすることで、周囲のこだわり抜かれたデザインにもなじむオシャレパントリーが完成しました。

事例4:空間を分けることで生まれるメリハリ

事例提供:プラスリノベ

ウォークインタイプの2つ目に紹介するのは、こちらもアーチ状の入口が印象的なパントリーです。正面奥とキッチンから見て左側の壁には細かなボーダーのアクセントクロスを配しており、キッチンやリビングとは異なる印象を与えています。

こちらのパントリーはキッチンから見て右側の壁のみに棚が設けられており、正面や左側には何も設置されていません。あえて棚を設置しない部分を設けることでキャスター付きの収納を置いたり、背の高い備品類を立てかけたりといった幅広い使い方ができます。

仕切らずにキッチンと連続した空間にしても、使い勝手はそれほど変わらないですが、あえて仕切りを設けることにより、収納スペースと作業スペースを明確化し、メリハリのある空間を演出しています。

事例5:都会の住まいをスッキリ見せるパントリー

事例提供:MTデザイン

面積が限られていると「使えるスペースはなるべく生活空間に充てたい」と考えがちですが、スペースの少ない住まいこそ、パントリーをしっかりと設けることで空間を広く見せられる可能性があります。

こちらの部屋は、渋谷区神宮前という都心のど真ん中にある約56m2の住まい。都会的でスタイリッシュなキッチンをよりスッキリと見せてくれているのが、背面に設けられたL字型のウォークインパントリーです。食品や食器は扉付きのパントリーとカップボードに収納しておけるので、限られたキッチンスペースを最大限有効活用できるのがポイントですね。

たとえ空間が広くても、食器などがいき場を失って出しっ放しになっているようでは、ゴチャゴチャと雑多なイメージになってしまいます。広さの限られたキッチンこそ、パントリーの本領発揮と言えるかもしれません。

 

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大容量のウォークインパントリー事例

続いては、家中の食品や食器、さらにはキッチン家電やお掃除道具などまで、一挙に収納できるような、大容量のウォークインパントリーを取り入れた、リフォーム・リノベーション事例を2つ紹介していきます。

事例6:機能性とオシャレを両立させた大容量パントリー

事例提供:CocoReno

家型の入口が印象的なこちらのパントリーは、奥の壁一面に可動棚が設けられています。部屋のオーナー夫婦は「理想のキッチンを作りたい」という思いのもと、細部までこだわってキッチンを完成させました。そんなこだわりキッチンをいつまでもスッキリと保つためにも、キッチン周りのモノを十分に収納できる大容量のパントリーが必要になりました。

単なる収納スペースになってしまいがちなパントリーも、ネイビーやブラックのアクセントクロスを上手に取り入れることで、明るく開放的なキッチンとのメリハリが見事なオシャレ空間に仕上がっています。

事例7:2WAY動線の便利なウォークスルーパントリー

事例提供:ツバメクリエイツ

最後に紹介するのは、通路の両側に収納棚が設けられた大容量パントリーです。収納力の高さや白を中心としたモノトーンで統一されたスタイリッシュなデザインもさることながら、最大の特徴は2WAY動線のウォークスルータイプとなっている点です。

キッチンから見て奥の扉は洗面所につながっており、買い物から帰宅したら手を洗って、そのまま買ってきた食料品をパントリーに収納できるという、使い勝手のいい動線を実現しています。通路に面した壁のみが収納となっているので、食料品や食器などが生活空間から直接見えないのもポイント。

パントリーがあることによって、スタイリッシュな空間をスタイリッシュなまま見せることに成功している好例と言えるでしょう。

まとめ

今回は、さまざまなタイプのパントリーを取り入れたオシャレなリフォーム・リノベーション事例を紹介してきました。「部屋が狭いのでパントリーを設けるのは難しい」と考えている人もいるかもしれませんが、壁付けの小規模パントリーであれば省スペースで設置可能です。

空間が限られている部屋に暮らす人こそ、モノがあふれて雑多になりがちなキッチンをスッキリと見せられるパントリーの設置を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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