コンパクトな間取りが多い日本の住宅。アパートやマンションで断然多いのが、「部屋が狭い!」というお悩みです。とはいえ、内装をガラリと変えたり、大掛かりな間取りの変更はちょっと大変…。そこで今回は、目の錯覚を利用し、家具やインテリア小物を使ってできる部屋を広く見せるためのテクニックを3つご紹介します。
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工事不要!目の錯覚で脳をだます空間術
人の目は面白いもので、その環境に合わせて見えないものを補ったり、実際とは異なった知覚をすることがあります。これが、いわゆる『錯覚』です。この錯覚を活かしてインテリアを作れば、誰でも簡単に部屋を広く見せることができますよ。それでは、具早速見ていきましょう。
大型ミラーで奥行きをプラス
エレベーターや商業施設などでも使われるこのテクニック。鏡を設置することで、その先まで空間が広がっているように錯覚し、部屋を広く見せることができます。
ミラーが大きければ大きいほど、その効果もUP。狭苦しくなりがちな玄関やリビングの一角に立て掛けるだけでもOKのお手軽な方法です。
壁面収納で『面』を確保
部屋を広く見せるためには、『面』を意識することがポイント。家でいう『面』とは、テーブルなどのフラットで比較的広いスペースを指します。
床もまた面のひとつですから、部屋を広く見せたいのなら家具は少ないのがベター。
テーブルの上に散乱しやすい細々とした小物は、有孔ボードやシェルフのような壁面を利用した収納にすることで『面』を確保できます。
家具は低め&脚付きをセレクト
背の低い家具は視界を遮らず視線が奥まで抜けるため、空間を開放的に感じさせてくれます。脚付きのものを選べば、床面が見えて更に◎
また、家具の配置も重要です。部屋の入り口側に大きめの家具を、奥へ行くにつれ小さい家具を配置すると『遠近法』によって奥行きを演出することができます。
部屋を広く見せるためのオススメアイテム
引っ越しや模様替えは、インテリアを見直す最高のチャンスです。買い替え・買い足しを検討するならコレがオススメ!な、部屋を広く見せてくれるアイテムを厳選しました。
1)大型ミラー
シンプルな木のフレーム、曲線が美しい大型のミラーです。裏板を貼り付けない仕様で見た目よりも軽く、金具に紐やワイヤーを通してタテでもヨコでも使用することができます。
HAGSアイテム:スタンドミラードアミラー SOLE ソーレ
こちらはドア付きのスタンドミラーです。ドア裏には小物を引っ掛けて収納できるので、収納の少ないコンパクトなワンルームなどにオススメのアイテムです。
2)壁面収納
HAGSアイテム:ウォールシェルフ PANOLA パノラ [blomus]
軽やかで洗練された印象のウォールシェルフです。ブラケットが細く棚板も薄めなので、壁にすっと馴染むデザインとなっています。落ち着いたアースカラーはどんな部屋にもマッチします。
アイアン製のシェルフは、棚板に奥行きがありながらも抜け感があるので空間を圧迫しません。こちらのLサイズは畳んだタオルを収納するのにちょうど良いサイズ感。狭くなりがちな洗面所や脱衣所で使うのにピッタリのアイテムです。
3)低め&脚付きの家具
コンパクトな2シーターのソファです。シンプルなデザインなので、飽きがこず長く使えます。脚がついていると部屋が広く見えるだけでなく、掃除がしやすいというメリットも。
北欧の優しい雰囲気漂うナチュラルなテレビボードです。深さの異なる引き出し付きで、AV機器他、散らかりやすい小物を収納できるのも嬉しいポイント。
まとめ
家具やインテリア小物の選び方・配置の仕方で部屋の広さはある程度コントロールすることができます。それでも「もっと開放感が欲しい!」または「部屋の使い方を変えたい!」という場合には、プロに相談するのもひとつの選択肢です。実際に自宅をリノベーションしたケースのインタビューも参考になるので、是非読んでみてくださいね。
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