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リノベーション予算を正しく使う手順

リノベーションにはお金がつきものですが、それを正しく使うのはなかなか難しいことです。
限られた予算を正しく使うには、3つのステップを踏んでいきます。

  1. リノベーション箇所のリストアップ
  2. リノベーション箇所の優先順位の決定
  3. 優先順位の高い順に予算の振り分け

リノベーションは、内装や設備を自分好みにするだけでなく、長く住むために必要な箇所の修繕も含まれます。それらを含めリノベーション箇所をリストアップし、優先順位を決めることで、予算を正しく使うことができます。

今回は、リノベーション予算を正しく使うための3ステップを見ていきましょう。

 

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STEP1.予算の前にリノベーションのリストアップをしよう

リノベーションは、自分好みの内装や設備をいれるだけではありません。日々の生活で痛んだ部分や長持ちさせるための修繕もリノベーションのうちです。

まずは、リノベーションに必要な箇所をリストアップしていきましょう。リストアップは、好みの内装や設備に関しては自分たちで、痛んだ箇所の修繕については専門家の意見を伺いましょう。

修繕は、プロの目線でなければ、なかなかわからないものです。リフォーム専門店や工務店などに相談するのがよいでしょう。要望はプロに伝え、長持ちさせるために必要な修繕箇所のアドバイスを受けて、リストに載せておきましょう。その際、優先順位も伺っておきます。修繕箇所によっては、リノベーションと同時に行ったほうが金額は安く、工事が早く終わる場合があります。

例えば、水回りのリノベーションと共に、給湯給水管・排水管の交換なども合わせて行えます。給湯給水に使われる古い鉄管は、内部が錆びて水の流れが極端に悪くなっている場合もあります。水回りのリノベーションと同時に修繕を行えば快適に過ごせるでしょう。

 

STEP2.リノベーションの優先順位を決めよう

次に、リノベーションの優先順位を決めましょう。

リノベーションは、理想の生活を営むための大切な工事です。理想の生活を実現するには何が大切か、まずはその部分を明確にしておきましょう。

なぜなら、リノベーションの打ち合わせを進めていくなかで、様々な情報が錯綜し、最初の目的がわからなくなってしまう場合があります。一つ一つの提案やアイディアはとても良いかもしれませんが、方向が揃っていなければバラバラになり、中途半端なリノベーションになってしまうかもしれません。

例えば、バリアフリー化を行い、老後の生活でケガ無く元気で過ごすという目的があれば、それにそってリノベーション計画を進めていく必要があります。または、子どもが成長するに従い、個室やリビングを快適に過ごしたいと思うかもしれません。住まい全体が古くなっていれば、お風呂やトイレ、キッチンを新しくしてオシャレで快適な毎日を過ごしたいと思うでしょう。

「せっかく工事をしたのに、なんだか使いにくい」とならないためにも、まずはリノベーション計画のなかで優先順位を決め、予算の使い道をはっきりさせましょう。

 

STEP3.予算の割り振りは優先順位の高い順に割り振ろう

リストアップが完了したら、リノベーションの優先度の高い順に予算を割り振っていきます。プロの意見も交えながら割り振っていきましょう。

なぜなら、自分好みのリノベーションの他に、修繕する箇所もあります。この修繕箇所の優先順位の判別は難しく、リノベーションと絡めながら上手に予算を割り振る必要があります。また、予備費用や忘れがちな諸経費と呼ばれる類いの出費も見込んでおきます。

予算についてもプロの意見を交えることで、上手に使っていくことができます。

 

予備費用を確保しておく

リノベーションは、見積もり時には想定していなかった事態が、解体してから発生することがあります。スムーズに工事を進めるためにも予備費用を見ておきましょう。

予備費用は、工事の規模にもよりますが、全体の5%~10%程度 と見込んでおきます。見積もりの際に、予備費用をどのぐらい確保しておくかを確認しておきましょう。

 

諸経費と言われる隠れた費用

リノベーション工事には、工事費以外にも隠れた費用がありますので、徹底的に洗い出しましょう。

隠れた費用の中で、特に大切なのが、工事に掛かる税金類と申請費用です。金額は工事費の5~10%程度 と言われていますが、他の費用にくらべて支払い優先度の高い費用です。

諸経費については下記の記事も参考にしてみてください。

参考:HAGS「全面リフォームの工事以外に必要なその他の費用」

 

 

費用を抑えるには思い切って工事を減らす

リノベーションの費用を抑えるには、思い切って工事を減らすことでしょう。

仕様や設備の変更では、一定の費用が掛かってしまうため、対応に限界があります。また、工事費用のなかで最も高いのは、人件費です。仕様や設備の変更では人件費まで減らすことはできません。

支障の無い範囲で工事を減らせば、人件費も材料代も掛からず、工事費用を大きく抑えることができるでしょう。そうして浮いた予算を優先順位の高い場所に移すことで、満足度の高いリノベーションができることでしょう。

もし予算の確保に困ったら「工事箇所を減らす」ということも考えて見てください。

 

まとめ

今回は、リノベーションの予算を正しく使う手順として、3ステップをご紹介しました。
リノベーションは内装や設備を自分好みにするだけでなく、長く住むために必要な箇所の修繕も含まれます。それらを含め、リノベーション箇所をリストアップし、優先順位を決めることで予算を正しく使うことができます。
3ステップを実践して、限られた予算を正しく、効率よく使っていきましょう。

参考:田園都市建築家の会「世界で一番やさしいリフォーム 最新改訂版」(エクスナレッジ)
参考:建築工事研究会「積算資料ポケット版 リフォーム編 2021」(一般財団法人 経済調査会)

 

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