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門柱の機能と種類について

門柱の機能と種類について

門柱は「もんちゅう」と読みます。「柱」という文字が入っていますが、別に門を支えている柱という意味ではありません。門柱とは、玄関先にある独立した壁状の構造物です。

門柱の主な機能は、外観をよくする、家と道路との境界線とを明らかにすることです。この記事では、門柱の様々な機能を解説し、色々な種類の門柱を紹介していきます。

門柱の機能

門柱の機能と種類について

すでに紹介しましたように、門柱の主な機能は外観を良くすることと、家と道路との境界線を隔てることです。

外観について
門柱を家の外壁と同じデザインにすると、調和がとれた外観になります。また、あえて外壁とニュアンスを変えることで、インパクトを与えます。このように門柱には家の外観をよくする機能があります。
 
境界線を隔てて防犯機能を高める
門柱には、ポスト、表札、インターホンを取り付けることにより、外部の者に、門の内側の家が誰のものか認識させる機能があります。 門柱によって境界線がはっきりすると、門柱から先は、家人のテリトリーであることが視覚にも明確になり、防犯効果と犯罪の抑制効果上がるといわれています。

門柱がないと、表札やポスト、インターホンは家のドアや外壁に直接設置されることになります。これでは、よからぬ目的をもった侵入者が簡単に家の敷地内に侵入できてしまいます。ドアや窓から家の中の物音がしないか簡単に確認できますし、不在となると、空き巣目的で侵入することになりかねませんね。

この点、門柱があれば、そこから内部へは容易に入れないため、家の中に人がいるのか、いないのかわかりません。人の有無がわからないのに強引に侵入するのは、侵入者にとってリスクが高いでしょう。

門柱の種類

門柱の機能と種類について

次に門柱の種類について紹介します。門柱の種類には、コンクリートブロック製、タイル製、左官仕上げ製、機能性門柱の4種類があります。それぞれ特性を持っていますので、個別にメリット、デメリットを紹介していきます。

コンクリートブロック製の門柱
まずはコンクリートブロック製の門柱です。ブロックとは、工場でコンクリートを形成して作られた穴の開いた構造物の材料となるものです。コンクリートブロック製の門柱は、これらのブロックを水とセメントと砂を練ったモルタルを用いて接着され、形成されていきます。コンクリートブロック製門柱は、門柱の中でも最もポピュラーなものです。

コンクリートブロック製門柱のメリットは、メンテナンス頻度が低い、価格が安い、化粧ブロックからさまざまなデザインが選べる点です。また、ブロック自体がおしゃれなものが多く、種類も豊富なので、家の雰囲気に合った門柱を作ることが比較的容易です。

デメリットとしては、接着や補強に使用しているセメントがブロックの表面に白くただれたような跡がでる場合がある点です。
 
タイル製の門柱
次に紹介するのは、タイル製門柱です。これは、門柱の表面にタイルを貼ったものです。タイルは、土や石などの自然素材を高温で焼き固めて作ったものです。汚れや傷にも強く、加えて経年劣化しにくいのが特徴です。

タイル製門柱のメリットは、傷や汚れに強く経年劣化しにくいので、耐久力が高い点です。また、タイルの光沢により、高級感があふれる外観もメリットとして挙げられます。

デメリットとしては、タイル自体のコストが、コンクリートブロックに比べて高い点です。また、タイルはどうしても時間の経過とともに剥がれてしまうので、その都度、メンテナンスが必要である点もデメリットといえます。
 
左官仕上げ門柱
左官仕上げ門柱とは、門柱の表面に塗り壁用の材料を用い、小手を使って塗り上げた門柱のことです。塗り壁用の材料としてはモルタルやジョリパットが使われることが多いです。

左官仕上げ門柱のメリットは、その多彩なデザイン性です。職人が一つ一つをオーナーのリクエストに沿って仕上げてくれます。特に北欧風や、カントリー調の家屋の場合、左官仕上げ門柱にすると家本体を門柱が引き立ててくれます。

デメリットとしては、制作に時間がかかります。左官仕上げ門柱は、ブロックを積み上げたあと、塗り壁用の材料で塗り上げていきますので、工程が多い分時間がかかります。また、基本、塗り上げ作業は、手作業である点も他の門柱に比べ時間がかかる原因となっています。さらに、吸湿性が高く、時間の経過とともにシミができてしまうことがあります。加えてブロック製門柱に比べコストがかかります。
 
機能門柱
機能門柱は、今まで紹介してきた門柱とは趣を異にします。見た目はかなりスタイリッシュです。材質も、コンクリートやブロックではなく、アルミや鉱物が多いです。部分的に樹脂や、ガラスやステンレスが使われる場合もあります。

機能門柱は、搭載できる機能が多岐にわたります。表札、ポスト、インターホンはもちろん、照明、宅配ボックス、コンセントも門柱に埋め込むことができます。
デザインも豊富です。四角柱タイプ、丸いポールタイプといったコンパクトなものから、門袖のようなボリュームのあるものまであります。

機能門柱のメリットは、コンパクトな形で設置することができるので、敷地に通常の門柱を設置するのが難しい家でも、門柱を設置することができる点です。小さな門柱とはいえ、家の外壁やドアに直接ポストやインターホンを取り付けることと比べれば、防犯効果が上がります。
デメリットとしては、配置する場所によっては、車や自転車の出し入れの邪魔になりかねない点です。
 

まとめ

いかがだったでしょうか。門柱といっても様々な種類、機能、用途があるのがお分かりいただけたでしょうか。
家屋にぴったりの門柱を備えることで、家全体の見栄えも格段によくなるはずです。