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セメントとモルタルには明確な違いがある!それぞれの特徴とは?

セメントとモルタルには明確な違いがある!それぞれの特徴とは?


建築やリフォーム、DIYなどにおいても使われるセメントとモルタルですが、これらの違いは何なのでしょうか。こちらでは、それぞれが持つ性質や用途についてご紹介します。また、モルタルは壁や床など様々なところに使われます。モルタルを使用することによって、どのようなメリットやデメリットがあるのかもみていきましょう。
 

セメントとは

セメントとモルタルには明確な違いがある!それぞれの特徴とは?


セメントは灰色の粉末で、モルタルやコンクリートの材料として使われます。セメントが単体で使用されることはあまりありません。土木や建築において使われる主なセメントの主原料は、粘土や石灰石、けい石、石膏、酸化鉄などです。


セメントの性質

セメントは材料を接着させる性質を持ちます。何と混ぜ合わせるか、また、どのような割合で混ぜ合わせるかによって、様々な強度の建材をつくれます。粉末状で保管できるため、使用する現場に持ち込んで建材をつくれるという点がメリットでしょう。

セメントに水を加えると化学反応が起こり、熱を発しながら硬くなります。水を加えることで固まると同時に収縮するという性質を持ちますが、これがヒビ割れを起こす原因にもなります。


セメントの取り扱いの注意点

セメントは空気に触れると空気中の水分に反応して劣化します。硬くならなくなったり、硬くなったとしても強度が落ちたりします。そのため、開封したセメントはなるべく早く使い切りましょう。開封前であっても、風通しのないところや、湿気がこもらないところでの保管をおすすめします。

また、セメントは目や鼻、皮膚への刺激性があり、炎症を起こすことがあります。付着してしまったセメントはきれいに落としましょう。
 

モルタルとは

セメントとモルタルには明確な違いがある!それぞれの特徴とは?


モルタルはセメントに砂と水を加えてつくります。同じくセメントを材料とするコンクリートは、セメントに砂、砂利、水を混ぜたもののため、異なるものです。コンクリートの方が強度がありますが、モルタルは柔軟性が良いです。


モルタルの性質

モルタルは耐火性があり、住宅の壁や床にも使われています。物がぶつかっても壊れにくく、耐久性があります。ただし、モルタル自体の防水性は低いため、壁や床の仕上げに使用する場合は表面に撥水加工や防水のための塗装をすることで耐水性向上が図られています。


モルタルの用途

セメントを材料とするモルタルですが、柔らかくて扱いやすい性質のため様々な使われ方をしています。例えばレンガやブロックを積み上げるだけでは崩れてしまいますが、間にモルタルを塗ることでレンガやブロック同士を接着できます。また、モルタルを塗った壁面にタイルを張るという下地としての使い方もあります。さらに、コンクリートの表面などに仕上げとして塗るという用途もあるのです。
 

モルタル壁や床のメリット・デメリット

セメントとモルタルには明確な違いがある!それぞれの特徴とは?


外壁や内壁、床などの仕上げに使われることもあるモルタルですが、これらにはどのようなメリットやデメリットがあるのかみていきましょう。


モルタル壁のメリット・デメリット

継ぎ目のないモルタル壁は、きれいで高級感のある見た目に仕上がります。セメントは灰色の粉末ですが、モルタルは色を付けることも可能です。また、手仕上げならではの温かみがあり、味わい深い仕上がりになるでしょう。オリジナリティのあるデザインを楽しめます。材料が金属ではないため、金属製の壁よりも室内が暑くなりづらいというメリットもあります。モルタルには耐火性があり、表面に塗装をすることで耐水性もアップするためキッチンなどにも使えます。また、万が一燃えても有毒ガスは出ません。

ただし、ヒビ割れが起こることもあります。外壁であれば割れたところから雨水が浸入したり、ホコリが入ったりして劣化していきます。定期的に補修や塗装をしましょう。手仕上げのため、施工期間は比較的長く、コストも高い傾向です。また、出来ばえは職人の腕に左右されると言われます。汚れは付きやすく、外壁の場合は雨だれも付きます。また、劣化するとチョークの粉のようなものが付くチョーキングという現象も起こることがあります。


モルタル床のメリット・デメリット

モルタル床は、カフェやスタジオのようなおしゃれな見た目も魅力です。玄関や土間にも使えます。凹凸がない仕上がりにすることで、掃除もしやすいでしょう。和風や洋風など様々なインテリアに合わせやすいです。

一方、壁に使用するときと同様に、ヒビ割れが起こりやすいことはデメリットのひとつでしょう。防音性も低く、マンションによっては使えない場合もあります。表面は硬く、陶器やガラスの食器を落とすと割れる可能性も高いです。特に高齢者や小さい子どもがいる家庭では、転倒などによるケガの危険性もあるので気を付けましょう。
 

まとめ

セメントはモルタルなどをつくる際に必要な材料です。また、同じくセメントを使ってつくるコンクリートとモルタルは含有物や特徴などが異なります。モルタルには柔軟性があり、接着剤や下地材としての役割を持ち、壁や床の仕上げにも使われます。また、モルタルの壁や床にはたくさんのメリットがありますが、知っておきたいデメリットもおさえておきましょう。

リフォームやDIYでモルタルやセメントを使う際は、それぞれの特徴を把握しておきましょう。
 

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