スタイリッシュにリフォームした書斎には仕事用や勉強用または趣味の読書用にも書斎本棚を置きたいものです。所有している本の数にもよりますが、書斎に本を並べるとインテリ風の空間を醸し出すこともできますね。さらに、本棚の空いた空間には観葉植物などを並べたりしてお洒落な空間として装飾することもできるでしょう。

このように書斎に本棚を置くことには、メリットがある一方でデメリットもあります。

そこでこの記事では、本を収納する工夫や本棚の置き方についてご紹介します。
 

書斎に本棚を置くメリット・デメリット

お洒落にリフォームした書斎には、素敵な本棚を置きたい気分にもなります。本棚を置けば、たくさんの本を収納できるのに加え、書斎空間をインテリ風にも演出できるでしょう。たくさんの本が取り揃えられている書斎を見れば、友達や来客にも知的で物知りといった好印象を与えられるかもしれません。

また、仕事や勉強の際にも本は必要なアイテムのひとつですね。ちょっと調べ物をしたい時に本がすぐ近くにあれば便利でしょう。まるで自分だけの図書館といったところでしょうか。たくさんの本を取り揃えれば仕事もはかどるかもしれません。さらに空いたスペースには、観葉植物などを置くことで、よりリラックスした空間にも仕上がります。本棚に収まる収納ボックスなどを設置すれば、小さめの本や小物を入れたりと、ちょっとした収納場所としても便利に使えるでしょう。

ただし、本棚を書斎に設置すると、その分のスペースが取られてしまうため、書斎が窮屈に感じてしまうといったデメリットもあります。また、お掃除の際には本や収納ボックスを動かさなければならず、お手入れやお掃除も手間と感じるかもしれません。大きな本棚を動かして床掃除をするとなると、その作業だけでも大変でしょう。

こうしたお手入れやお掃除の手間はかかっても、やはり書斎に本棚は置きたいもので、そういった場合には動かしやすいラック型の本棚を選ぶこともできますから、本棚を検討する際の参考にしたいものです。
 

書斎だけでは不十分？土間にも置きたい本棚

本棚は書斎だけでなく、書斎以外にも置くことをおすすめします。書斎以外の場所におくと、むしろ都合が良い場合もあります。

例えば、最近人気の土間リフォームでは、土間に本棚を置く事例も見かけます。書斎に本が入りきらなかったり、書斎はシンプルに使いたい場合は、本棚を別の空間に設置してみてはいかがでしょうか。

本棚を土間に置くメリットも意外と多いものです。外部と接していて通気性の高い土間は、本を湿気から守ることができるため、本の収納場所にも最適です。特にドアがある個室タイプの書斎では、本を湿気から守るため防湿材も必要になりますが、風通しの良い土間であれば、その心配も少なくなるでしょう。加えて、土間は家の玄関に隣接している場合が多く、来客の視界に入る空間でもあるため、友人や来客に好印象を与えることもできますね。

また、土間の本棚には本だけでなく、観葉植物や収納ボックスを配置するのもよいでしょう。もともと収納を目的に設置することの多い土間ですから、本棚を設置することで土間のメリットが発揮されます。

目的の本を手に取るためにわざわざ土間まで足を運ばなければならないといったデメリットもありますが、その場合は書斎にマガジンラックなどのちょっとした収納を設けて、頻繁に手にする本を収納してみましょう。むしろこの方が、よく使う本とそうでない本とに仕分けることができるので、お手入れやお掃除にも好都合かもしれませんね。
 

本棚で作るほっとする書斎空間

本棚を本だけの収納に使うのは、せっかくのスペースがもったいないと感じてしまうかもしれません。本棚すべてを埋めつくせるだけの本があればよいのでしょうが、たいていの場合はスペースが空いてしまうことも。その場合は、本を収納する以外の活用方法も考えるのもよいでしょう。

最近ではお手入れしやすいようにラック型の収納棚に本を収納する方法が人気です。本以外にも観葉植物などのデコレーションもできるので、いろいろな応用が可能になるでしょう。本としての実用面だけでなく、本もインテリアの一つとして捉えるモダンなデザイン仕様も増えているようです。情報が古くなり読まなくなった本は、インテリアとして空間を彩る小道具的に活用するのもよいですね。書斎に本棚を設置する際には、このような本の使い方も含めて検討することで、よりお洒落で利便性の高い空間を演出できるのではないでしょうか。
 

まとめ

書斎に本棚を設置するご提案に加えて、書斎以外の場所での本棚設置についてもご紹介してきました。また、本以外にも観葉植物や収納ボックスなどを配置する本棚活用にもご興味をお持ちいただけたことと思います。

本棚で、お洒落な空間づくりを目指しましょう。