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壁紙って、自分で貼り替えられる?

壁紙って、自分で張り替えられる?

部屋の雰囲気を変えるために、壁紙を貼り替えてみたい。今の部屋に住み慣れていると、このように考えることもあるのではないでしょうか。

ただし、いざ壁紙を貼り替えたいと思っても、どうやって貼り替えればよいのかわからない場合もありますよね。そこで今回は、DIYで壁紙を貼り替えたい人のお悩みに答えるべく、作業手順やコツを紹介していきます。

壁紙は自分で貼り替えられる?

壁紙って、自分で張り替えられる?

DIYで壁紙を貼り替えることはできるのでしょうか。結論からいうと、答えはYESです。実際、住み慣れた部屋に新たなアクセントを加えたいということで、DIYで壁紙を貼り替える人はたくさんいます。業者に頼んで貼り替えるよりも価格を抑えられ、また、自分たちで部屋をつくる楽しさを味わえるため、壁紙の貼り替えの際にDIYを選ぶ人も多いのです。

最近はホームセンターやインターネットでさまざまな壁紙が売られており、必要な道具も一緒についているものもあります。その手軽さと貼り替えの楽しさゆえに、自分で壁紙を貼り替える人が増えているのです。

必要なもの

壁紙って、自分で張り替えられる?

壁紙の貼り替えの工程には「下地処理」と「貼り替え」があります。それぞれに必要なものを紹介していきます。

1.下地処理に必要なもの
・パテ(下地を整える)
・パテベラ(パテを伸ばす)
・紙やすり(パテと下地をならす)
・ジョイントコーク(剥がれかかっている下地を補修する)

2.壁紙の張り替えに必要なもの
・カッター(壁紙を切る)
・なでバケ(空気を抜いて壁紙を貼り付ける)
・竹べら(カットする壁紙の隅に折り目をつける)
・地ベラ(カットするときの定規代わりに)
・ジョイントローラー(壁紙の継ぎ目を圧着する)
・マスカー(床をカバーする)
・コーキング剤(壁の継ぎ目を補修する)

次に実際の作業工程について見ていきましょう。

作業手順

壁紙を貼り替えるためには、準備として下地をきれいにする必要があります。下地に凸凹などがあった場合、新しい壁紙を貼り替えても平らにならなくなってしまうため、土台をあらかじめ整えておきます。具体的な手順は以下のとおりです。

1.下地の古い壁紙を剥がす
2.段差は、パテベラでパテを塗る
3.パテが乾燥したら紙やすりで平らにする

下地の準備ができたら、次は壁紙の貼り替えです。壁紙の貼り替えの出来次第で見映えが大きく変わるので、以下の工程を丁寧に進めていきましょう。

1.壁に基準線を引いて、床から天井までの高さを測る
2.壁紙を切って、じゃばら状にたたむ
3.一枚目の壁紙を貼る
4.余分な部分をカットする
5.二枚目の壁紙を貼って、余分な部分をカットする
6.継ぎ目をカットして、ローラーで圧着する
7.最後の壁紙を貼って、余分な部分をカットする
8.周囲にコーキング剤で補填する

壁紙をうまく貼り替えるコツ

壁紙って、自分で張り替えられる?

初心者でもDIYで貼り替える人が増えている部屋の壁紙ですが、決して簡単な作業ではありません。そこで、壁紙をうまく貼り替えるためのコツを紹介します。

1.仕上がりを決めるのは下地準備。パテで段差をなくしておこう

壁紙の仕上がりは準備にかかっています。壁紙がきれいに貼れても、下地に凸凹があるとそれだけで見映えは悪くなってしまいます。下地に段差があった場合はパテで段差をなくし、紙やすりで平らにしておきましょう。

2.カッターの切れ味が重要。刃を頻繁に折るなどして切れ味を維持しよう

壁紙を貼り替えていくうえで重要なのがカッターの切れ味。余分な部分をきれいにカットできるかどうかで、仕上がりは大きく変わります。カッターの切れ味を維持できるよう、刃は頻繁に折るなどして使いましょう。

まとめ

DIYで壁紙を貼り替えると、価格も安く抑えられ、自分たちで部屋の雰囲気を変えることができます。子どもと一緒に貼り替えたり、夫婦2人で貼り替えたりと、家族と一緒に作業するのも楽しそうですね。部屋の雰囲気をちょっと変えてみたいと思っている方は、ぜひDIYで壁紙の貼り替えを検討してみてはいかがでしょうか。

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