誰でもわかるリノベ用語集178
■ヒートポンプ
「ヒートポンプ」とは、「温度の低い側から,高い側へ,熱を移動させる装置」のことです。熱を移動させる装置で、高い側の熱を利用することができます。一方、熱の低い側は冷却に用いることが可能です。
各辞書・辞典からの解説
「ヒートポンプ」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「ヒートポンプ」とは、「低温の物体から高温の物体へ熱を運ぶ装置。冷媒の吸熱作用・発熱作用を利用したシステムで、冷暖房などに応用される」もので、日本では「熱ポンプ」と呼ぶこともあります。
(2)「家とインテリアの用語がわかる辞典」より
「家とインテリアの用語がわかる辞典」において「ヒートポンプ」とは「低温の物体から熱を吸収し、高温の物体へその熱を移動させる装置」のことであると説明されています。「冷暖房、給湯機」などに応用されており、「燃焼をともなわないため、二酸化炭素の排出削減にもつながる技術」です。
(3)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「ヒートポンプ」とは、以下のような文章で説明がされています。
「冷凍機の原理を応用して冷媒ガスをコンプレッサーで強制的に気化または液化させることにより熱を放出・吸収させて暖冷房する空調方式。ガスエンジンで動かすガスヒーポンと、コンプレッサーをモーターで動かす電気式があり、家庭用のシステムも普及しつつある。」
(1)〜(3)を合わせてみると、「ヒートポンプ」とは、「温度の低い側から,高い側へ,熱を移動させる装置」のことであるとおわかり頂けたと思います。