誰でもわかるリノベ用語集040
■合板
「合板」とは、「奇数枚の薄い単板を繊維方向が互いに直交するように接着剤で鉢合わせて一枚の板にしたもの」のことです。合板が使われる場所はさまざまで「屋根、内外壁、床、コンクリート型枠、足場板、ドア、楽器、運動用具、車両、船舶」などがあります。
各辞書・辞典からの解説
「合板」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「大辞泉 第三版」より
「大辞泉 第三版」において「合板」とは、「奇数枚の薄い単板を繊維方向が互いに直交するように接着剤で鉢合わせて一枚の板にしたもの」であると説明されています。
(2)「日本大百科全書」より
「日本大百科全書」において「合板」とは、「木材を薄くむいて板とし、板の繊維方向が互いに直交するようにして奇数枚を積み重ね接着剤で貼(は)り合わせて1枚の板としたもの」であると説明されています。合板をつくるのに用いる板を「ベニヤ板」と呼んでいます。合板はさまざまなところに使用されるもので、具体的には「屋根、内外壁、床、天井の下地材および仕上げ材、木造住宅の筋かい代替、コンクリート型枠、足場板、ドア、家具があり、楽器、運動用具、電気機器、車両、船舶」などです。
(3)「家とインテリアの用語がわかる辞典」より
「家とインテリアの用語がわかる辞典」において「合板」とは、「木材を薄くそいだ板を、繊維の方向が直交するように交互に接着剤ではり合わせた板材」のことであると説明されています。特徴は「節などの欠点をおさえて、縦横の強度が均等になり、膨張・収縮の率を減らす」ことです。
(1)〜(3)と合わせてみると、合板とは「奇数枚の薄い単板を繊維方向が互いに直交するように接着剤で鉢合わせて一枚の板にしたもの」であるとおわかり頂けたと思います。