誰でもわかるリノベ用語集232
■グラスウール
「グラスウール」とは、ガラス繊維の短繊維のものです。綿状になったもので断熱材や吸音材として使用されます。
溶かしたガラスを遠心力で吹き飛ばして綿状にし、固めたものです。繊維の間に空気を含んでいて、その98%を占める空気が断熱効果を発揮しています。断熱性は、グラスウールの密度を替えたり、繊維の太さを替えたりすることで変化させることができます。使用用途などに合わせて適切なグラスウールを使うことが肝心です。
各辞書・辞典からの解説
「グラスウール」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
■「ブリタニカ国際大百科事典」より
「ブリタニカ国際大百科事典」において「リノベーション」とは、以下のような文章で説明がされています。
「ガラスウールともいう。ガラス繊維の短繊維のもの。溶融ガラスを機械引抜き、遠心力紡糸法などで延伸して繊維化し、綿状塊に形成したもの。組成は主としてソーダ、石灰、シリカで、フェノール樹脂などの有機結合材を添加して板状、筒状に成形されることが多い。断熱性、吸音性、不燃性にすぐれ、軽量であることから建築用、吸音・断熱・防震材として利用されるほか冷蔵庫、強化プラスチック基材などに使用されている。」
つまり「グラスウール」とは、「ガラス繊維の短繊維のもの」のことであるとおわかり頂けたと思います。