誰でもわかるリノベ用語集259
■インターホン
「インターホン」とは、一定の室内で使用できる有線の電話装置のことです。内部電話ともいいます。とくにインターホンはNTTなどの外線とは接続しておらず、私設のものです。
各辞書・辞典からの解説
「インターホン」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「インターホン」とは、「同一施設内で用いられる有線通話装置」のことであると説明されています。「内部電話」のことです。
(2)「家とインテリアの用語がわかる辞典」より
「家とインテリアの用語がわかる辞典」において「インターホン」とは「玄関と室内、部屋と部屋などで通話を行うための電話装置」のことであると説明されています。その中でも特に「NTTなどの外線と接続しない私設のもの」を指します。
(3)「日本大百科全書」より
「日本大百科全書」において「インターホン」とは、以下のような文章で説明がされています。
「構内連絡専用の通信設備。親機、子機、制御機などの機器が専用配線で接続されている。各機器は、情報の発信、伝送処理、受信機能をもつ。基本機能は呼出し通話であるが、カラー映像機能、セキュリティ警報機能や外部通報機能など、さまざまな機能があり、音声から映像・制御データまで多様なデータを通信する。テレビドアホン(モニターつきインターホン)、集合住宅用インターホン、ナースコールインターホンなどがある。住宅用のものは防犯のために設置することが多く、自宅のどこにいても来訪者が確認できるモニターつきワイヤレス子機や、録画機能をもつものなどもある。」
(1)〜(3)を合わせてみると、「インターホン」とは、「室内で使用する有線の通話装置」のことであるとおわかり頂けたと思います。